日本人の英語力の低さは発展途上国以下。英語の必要性
日本の英語力は中国より低い?先進国のレベルではない!
2020年最新の※EFランキングによれば日本の英語力は世界55位これは日本がアジアであるペナルティを考えても低すぎるレベルです。因みに韓国は33位、中国は38位、日本はドミニカ共和国やホンジュラスよりも低いのです。これはもうまともな教育システムのある先進国のレベルではありません。
※EF EPI英語能力指数(EF English Proficiency Index)は、EFが公開・提供する無料のオンライン英語能力測定テストEF EPI 2020 – EF English Proficiency Index
日本は超高齢化社会に突入し国力は下降の一途
世界の1人当たり名目GDP 国際比較統計・ランキングによると2020年の日本の順位は※23位です。栄枯盛衰といえばそのままですが、ちょっぴり残念な順位と言わざるをえません。
※このランキングは単位は米ドルで、IMF統計に基づく名目ベースの人口1人当たり当たりGDP(国内総生産)、米ドルへの換算は各年の平均為替レートベースで順位付けされたものです。世界の1人当たり名目GDP 国別ランキング・推移(IMF) – Global Note
国力が下がるということはどういうことか?
国力が下がることと英語力が必要であることは直接関係するの?と疑問に思う人がいるかもしれません。
勿論とても関係があります!日本が経済力の有ったころは日本人が外国人を雇う立場でしたが、日本の企業に元気が無く、力のある企業が外資であった場合、日本語しか使えない人間など全く使えないからです。
イメージしてみてください。アメリカの企業が例えばベトナムで会社を作るとします。ベトナム語しか喋れない人と英語とベトナム語が喋れる人、どちらを雇うと思いますか?そもそもベトナム語しか喋れない人は雇われたとしても絶対に出世は出来ないでしょう。日本の国力が下がっていった時、国際標準で働くにはネイティブレベルの英語力が必須なのです。
AIで翻訳機能が発達するというけれど英語だけは必要
イーロンマスクが子供に外国語を学ばせていないというのは有名な話です。彼が言うにはこれからAIが発達するため外国語の勉強が必要でなくなるというのです。
確かに通訳と言う意味では外国語の習得は必要ではないかもしれません。
しかしそれは英語圏の人にとってのみです。今よりもっとスピードを要するであろう未来の世界で、共通言語となるのは恐らく英語となるでしょう。
物事は英語で考えられて英語で議論されて英語で決断されていきます。そのスピードにネイティブ並みについていけなければ話にならなくなるのです。
家庭で子供の英語力をネイティブ並みに伸ばす方法
英語は文法から入るべきではない音から入るべき
私は日本人の英語力が低い一番の原因は、リスニング力とスピーキング力を鍛えてこなかったためだと思っています。
日本の語学教育は根本的に間違っていました。言語と言うものは文法からのみ入るべきではなかったのです。近年になって改革をしましたが、結果が出るには長い月日がかかるでしょう。この日本の英語改革が成功することを祈るのみです。
まずは英語改革の波に乗って子供の会話力を鍛えることから入りましょう。
0歳から始めよう!まずは無料のYoutube
私は以前にも子供の英語力を上げるには英語のYoutubeを見せて育てようという記事を書きました。この記事に出てくる動画は0歳から3歳くらいの子供にお勧めのものです。
現在私の息子は7歳なのですが、ベビー動画に始まり今では好きなYoutuberを勝手に拾ってきては見て楽しんでいます。
特に上のRyan’s Worldは好んでよく見ています。この主人公のRyan君は日本人とベトナム系米国人のハーフで、彼の日本人のお父さんの影響でたまに日本的なイベントをするので、とても親しみを持ってみることができます。
今全米でトップのキッズYoutuberであるライアン君の番組の成功の秘訣は、親が安心して見せることのできる、教育的な内容を随所に織り交ぜているためではないかと思います。彼の母親は高校の化学の教師だったそうで、よく実験的な要素の動画を出したり、見ていて勉強になるものも多くあります。
最近日本語版も出てきましたが、私は頑張って英語版を見ることを強くお勧めします。
英語がペラペラになった日本育ちの息子とLeapfrog
音がするペンLeapfrog
私の息子は日本育ちですが、英語がペラペラで寝言も英語だったりするほどです。その理由は過去記事にも書きましたが、家にTVを置かずに英語の動画のみを見せて育てたことが導入としては一番大きいかと思っています。
そうやって耳を鍛えて、その後英語の幼稚園に1年ほど通わせてアウトプットを鍛えました。会話でのアウトプットを鍛えた後に以前記事にもした、絵本をなぞって読む、音がするペン、Leapfrogなどを使って英語の文章を読む勉強へと移行したのです。
英語力を鍛える音の出るペン!公文式や七田式にも
私は以前の記事で強くLeapfrogを勧めたのですが、友人が言うには日本ではLeapfrogをそろえるのは大変だし、教材としてすすめて行くにあたって教材的なプロセスが無いので苦戦しているといっていました。
以前も言いましたが公文式の英語でもこのLeapfrogに似た音の出るペンを採用していますし、家庭学習されたいのなら、右脳教育で有名な七田式でも同じような音を出るペンが採用されています。1日たった7分!魔法のペンで遊んでいるだけで私の子供が英語を話した!
この七田式のペンもLeapfrogと同じシステムを日本の子供用に開発したものに見えます。
まとめ
日本の英語力が恐ろしく低いことと国力が低下してきていることは、切り離して考えるべきではないのかもしれません。我々は早急に英語力を鍛えていく必要があることは間違いのない事実でしょう。
今後、日本の英語改革が成功してもしなくても、今の私たちの子供にとって将来英語が大切であるという事実は変わりません。
今までの日本の英語教育に明らかに足りていなかったリスニング力とスピーキング力、発音を鍛えるにあたって、Youtubeなどの動画を視聴したり、Leapfrogや七田式の英語ペンなどを使って耳を鍛えて正しい発音を身につけることが大切です。