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英語教育

UWC 合格者 難易度 海外校とISAK JAPANを調べてみた

皆さんはUWC(ユナイテッドワールドカレッジ)をご存じですか?東大に入るより難しいと言われているUWCは世界中から選ばれた優秀な高校生が通う全寮制の高校です。

私がUWCを初めて知ったのはタイのプーケットでインターナショナルスクールのサマーキャンプ先を探していた時、以前記事にしたBISPと併行して調べていた学校が、その後UWC Thailandになってしまいサマーキャンプが無くなってしまったことがキッカケです。

海外で英語 夏休み親子留学 インターナショナルスクールプーケット②プーケットのインターナショナルスクール 前回夏休みの親子留学先をプーケットのブリティシュスクール(BISP)に決めたところまで...

このUWC Thailandについては書くと長くなるので後日記事にしたいと思っています。

UWC(ユナイテッドワールドカレッジ)について

UWCとはそもそも何なのか?

UWCについて全く知らない方のために以下UWCのホームページとWikipediaより一部主要部分を抜粋しました。

UWC(ユナイテッド・ワールド・カレッジ、本部:ロンドン)は、世界各国から選抜された高校生を受入れ、教育を通じて国際感覚豊かな人材を養成することを目的とする国際的な民間教育機関です。現在までに、イギリス、カナダ、シンガポール、イタリア、アメリカ、香港、ノルウェー、インド、オランダ等にカレッジ(高校)が開校されています。
(UWCホームページより)

UWCは、異文化理解を目的として設立されたNPOの教育機関であり、運用資金は、その趣旨に賛同する企業と個人からの寄付に基づいている。日本を含め、世界約80の国と(国に準じる扱いの)地域で、高校生に対して選考試験を毎年行う。合格者には奨学金を提供し、世界14カ国にあるUWC校に2年間派遣する。日本では、日本経団連内のUWC日本協会が国内委員会を務め、イギリス、アメリカ、カナダ、等13カ国のUWC校に派遣している。UWCは、国際バカロレア資格を、ほぼすべての教育課程で全面的に採用しており、国際バカロレア資格の設立と発展に深く関与している。
(Wikipediaより)

要は簡単にまとめてしまうと、世界中のエリート高校生が集まる全寮制のボーディングスクールであり、選ばれし各国代表の高校生が集う場所です。トップはチャールズ皇太子、ネルソンマンデラ元大統領(ヌール王妃と共に)が会長を歴任、現在の会長はヨルダンのヌール王妃、という顔ぶれで、選ばれし優秀な生徒の中には特別な地位の人も沢山います。有名どころではオランダ国王やヨルダン王女などです。

また10年近く前ですが、北朝鮮の金正日総書記の孫、でありマレーシアで暗殺された金正男氏の息子であるキム・ハンソル氏が、ボスニア南部モスタルにあるUWCに留学した際はUWCの理事長Jasminka Bratic氏が直々に「この北朝鮮からの留学生は、ボスニアで教育を受ける2年間は在留資格がある」と正式表明を出し「彼の安全を脅かしたり、教育の邪魔をすることのないように」と記者に話したのは有名な話です。

UWCは優秀であれば奨学金で入学できる

このようにUWCは学力だけでなく社会貢献等全ての面で優れた生徒を世界中から集める学校であり、卒業生同士は特別なネットワークでつながり、生涯にわたりプライスレスな経験と人脈を築くことができるのです。UWCの試験はUWC日本協会の奨学金を全額貰っていく場合(世帯年収500万以下である必要あり)と75%奨学金など、一部奨学金となる場合などがあるようです。合格者は毎年誰でも知ってるような有名校出身の子供ばかりということですから難易度は相当高いのでしょう。
またUWC国際選考プログラム(UWC Global Selection Programme)という選抜の方法もありますが、こちらより応募の生徒は、学資援助受給の対象から外れ、全額自己負担となるようです。

近年日本にもUWCが開校していた

日本のUWCであるISAK JAPAN

このUWCですが、実は2017年に日本校が開校しています。UWC日本校の母体であるISAK JAPANが設立されたのは2014年で、開校した当初はインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)という学校だったのですが、のちにUWCに加盟して2017年8月1日、ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン として新たな一歩を踏み出しました。UWCに加盟してからは一般募集で入学した生徒と、高校2年時に入学する世界各国のUWC委員会によって選ばれて奨学金で世界中からやってくる生徒との混合で成り立っているようです。また一般募集でも返済不要の奨学金を多く申請できるようになっています。下記はHPの学費に関するページから抜粋しました。

ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンでは、経済的事情にかかわらずどの生徒も優れた教育を受けるチャンスがあるべきであると考えています。高校1年次(10年生)の枠へ応募された生徒については、経済的なニーズにもとづき、部分奨学金から全額奨学金や部分奨学金をご用意しています。高校2年次(11年生)枠でUWC国内委員会から応募された生徒は、自国のUWC国内委員会にお問い合わせください。また、UWC国際選考プログラム(UWC Global Selection Programme)より応募の生徒は、学資援助受給の対象から外れ、全額自己負担が条件となります。

Home – UWCISAK JP
※上記HPの、受験する>学費及び学資援助より抜粋

奨学金制度が充実しているとは言っても学費は諸経費含めて一人当たり年間500~600万ほどかかるらしく、奨学金無しで通っているご家庭のお子さんは間違いなく超富裕層でしょう。ISAK JAPANは国際バカロレア認定校でもあり日本の高卒資格も取れるそうなので世界中の優秀な学生と高校生活を送れて最高の教育を受けれることも考えれば妥当な値段なのかもしれません。

まとめ

世界のUWCも日本のUWCも優秀な生徒であれば奨学金で入学できるようです。奨学金の免除額は各家庭で変わるようで全面免除から一部免除迄あります。

我が家もですが殆どのご家庭では奨学金無しでは通えないような学費が大変高い学校です。しかし素晴らしいプログラムと潤沢な奨学金制度により広く門戸が開かれた学校であることを考えると、日本の若者にはダメもとでもいいから是非チャレンジしてもらいたい学校だなと思いました。

 

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Moya
アラフォー理系ママです。化粧品、美容医療、ダイエット、サプリメント、食、ファッション、旅、教育、その他お得情報etcを体験談やデータに基づき比較検証しながら日記形式で気楽につづっています。橋本病(甲状腺機能低下症)を持病に持ちながら、前向きに健康と美を追究しています。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています
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