スタバのミルクにオーツミルクがレギュラー入り?
スターバックスコーヒーの選べるミルクに新しくオーツミルクが加わったのはご存じですか?今日はそのオーツミルクについてスタバでのおすすめカスタマイズや、今欧米で大人気のオーツミルクの栄養価などについて詳しく解説していきたいと思います。
オーツミルクは以前期間限定でお試し導入されていた
スタバフリークの方ならご存じかと思うのですが、オーツミルクは2021年3月17日~4月13日の期間限定で以前試験導入されていました。因みにオーツミルクは2020年もほぼ同じ時期に期間限定で発売されていました。
スタバの選べる植物性ミルク、変更選択肢が3つに!
スタバでは現在、選べる植物性ミルクが3種類あります。豆乳、アーモンドミルク、そして今回紹介するオーツミルクです。因みにアメリカのスタバにはもともと豆乳、アーモンドミルクに加えてココナッツミルクという選択肢がありました。今回、アメリカのスタバでもオーツミルクが導入されたらしく、オーツミルクが世界規模で勢いがあることがわかります。
無くなる可能性もあるのでこっそりレギュラー入り?
今回オーツミルクが、選べる植物性ミルクの中に加わったことはスタバのホームページやCMでも大きく取り上げられてはいません。スタバによく行く人が、メニューを見て、あれ?っと気づく程度の静かなレギュラー入りです。
その理由をスタバの店員さんに聞いてみたのですが、どうやら、オーツミルクが今は十分供給できる量あるのでレギュラー入りしているが、もし供給できなくなったらレギュラーメニューから外す可能性があるからなのだそうです。これは今のうちに飲んでなきゃ!ですよね。
オーツミルクとは?
オーツミルクのカロリーや糖質、栄養価
以下はオーツミルクで有名なメーカーOatlyの 「Whole Oat Drink」100mlあたりのもので、1日の摂取推奨量(RDA)の何%にあたるかを示したものです。
【オーツミルクの栄養価】
57カロリー
脂肪分 2.8g(うち飽和脂肪 0.3g)
炭水化物 6.6g (うち糖分は4.1g)
繊維質 0.8g
タンパク質 1g
塩分 シュガーg
ビタミンD 50μg(RDAの30%)
ビタミンB2 0.21mg (RDAの15%)
ビタミンB 12 0.38μg (RDAの15%)
カリウム 151mg (RDAの7.5%)
カルシウム 120mg (RDAの15%)
牛乳と比較すると、カロリーはほんの少し少なく、タンパク質は約3分の1、総脂肪量が少なく、飽和脂肪ははるかに少なく、炭水化物は多く(しかし単糖は牛乳より少なく)、腸の健康にいい水溶性繊維が多く含まれている、と言った感じです(※炭水化物は食物繊維と糖質の合計で表されます)。オーツミルクの人気はグルテンフリーでアレルギーの人が少ないことと、この豊富な食物繊維にあるようです。
オーツミルクは小麦アレルギーでも飲めるの?
グルテンフリー食材として、大麦、ライ麦はNGですが、オーツ麦はよく利用されています。オーツミルクは特に食事制限のある人に有益とされています。
原料はほぼ水とオーツ麦だけなのでビーガン向きで、アレルゲンである乳糖や大豆、ナッツを含まず、とにかく他に考えつくものも一切入っていないのが特徴です。グルテンを含む穀物と同じ工場で製造されている場合などは一応注意は必要ですが、実質上グルテンフリーに分類され、小麦アレルギーでも飲むことができます。
オーツミルクは地球にやさしい
牛乳に比べてオーツミルクは圧倒的に環境に優しいと言えます。必要な土地は牛乳より80%少なく、水も15分の1ですむのです。
牛乳1リットルあたり世界で3kgの温室ガスを排出すると言われています。しかも殆どはメタンガスで、二酸化炭素の84倍強力なものが空中に放たれているのです。それと比較するとオーツミルク製造は、二酸化炭素排出量も著しく少なく(1リットルあたり約0.4kg)、牛乳とは異なりメタンガスはゼロですからいかにオーツミルクの方が環境に優しいかがわかります。
私がオーツミルクカフェミストを勧める理由
ワンモアコーヒーで150円で飲める!
詳しいことは以前下のブログ記事で書いたのですが、私がオーツミルクカフェミストを勧める一番の理由はスタバのオーツミルク系で一番格安で飲めるからです。この下の記事はソイカフェミストやアーモンドミルクカフェミストについて書いたものですが、同じルールがオーツミルクカフェミストにも成り立つので、アプリを使ったワンモアコーヒーを使えば、オーツミルクカフェミストを150円で楽しむことができます。
おすすめ無料カスタマイズ
以前オーツミルクの試験導入期間にハニーオーツミルクラテというドリンクが期間限定で販売されていました。それを飲んだことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?そのハニーオーツミルクラテのレシピが以下になります。
・オーツミルク
・エスプレッソショット
・ハニーカスカラフレーバーソース
・カスカラシュガー
このハニーオーツミルクラテはトールサイズで税抜き470円で販売されていたのですが、これに似たものがズバリ、200円でオーダーできます。
・ワンモアコーヒーオーツミルクカフェミスト(ミルク多め8割位)
・エスプレッソショット(+50円)
・ハニー追加(無料)
・シュガー(無料)
因みにそんなにカフェインを多くとりたくない時は、エスプレッソショットを抜いてオーツミルクを7割くらいにすると普通に150円でオーダー可能です(上の写真のレシートがそのオーダーです)。通常カフェミストはミルクが5割ですが、ミルク多めは無料でできます。
上のレシピでは理論上オーツミルクを多めにすればするほど(ブレンドコーヒーを少なくするほど)ハニーオーツミルクラテに近づくのですが、やり過ぎは少し恥ずかしいので私はこのくらいのオーダーにしています。
まとめ
いかがでしたか?上でも述べたように今回のオーツミルクレギュラー入りは、とてもひっそりと行われています。スタバの店員さんの言うように、オーツミルクが世界的ヒットになっているので、(今現在ではできるそうですが)充分な量供給できるかがわからず、大きく宣伝はしていないのが現状の様です。
オーツミルクは現在世界的に高需要で、米国株をやっている人なら知っている人もいるかもしれませんが、オーツミルク大手のオートリーは今年の5月にアメリカで新規株式公開(IPO)して、初値を公開価格比30%高につけ、とても順調に推移していることからも、オーツミルクに対する人気と期待度がうかがえます。
オーツミルクは私の飲んだ感想として、植物ミルクの中で一番牛乳に近い、クセのない味をしていると思います。またグルテンフリー飲料であり、アーモンドミルクやソイミルク(豆乳)の様にアレルギーの心配も比較的少ない飲み物なので、牛乳が飲めない人たちや、環境を意識する人、ビーガンの人などの間で、より一層深く浸透していくのではないかと思います。飲んでみたことが無い人は是非この機会にチャレンジしてみてください。