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子供の英語力維持向上のために

子供は環境適応能力が高く何もしないと言語を忘れてしまう

上の子が帰国したのは4年半に及ぶアメリカ生活が終わった年長の11月でした。6月にキンダーを卒業したのになぜまた幼稚園に入らなきゃいけないんだと不満たらたらだった子供を連れて幼稚園の門をたたいたのを昨日のことのように覚えています。

子供はあっという間に幼稚園になじみ、数か月の間に平仮名とカタカナを覚え、持てなかった箸を持てるようになり、なんとなく日本独特の集団行動も理解できたようでした。短い間でしたが、数か月だけでも幼稚園に入れて本当に良かったと思っています。

何て子供は習得が早いんだ!!!…本当に身に染みてこのことを感じた一方で、子供は忘れるのも早い。帰国子女の英語力維持はかなり強く親が意識しないと容易なものではない。という友人の助言をこの時強く思い出したのを覚えています。

英語力維持向上のための様々な対策

以前の記事でも書きましたが、我が家はかなり前のめりに英語教育をしてきたと思います。帰国子女専門の英語塾に入れ、TVで日本語が入り過ぎるのを防ぐためTVを置かずにインターネットで米国の番組を見せることに専念し、中学受験が本格化するまで毎年夏にはサマーキャンプに参加するため親子留学をしたのです。

帰国子女の英語力維持の方法 我が家が取った対策 英語保持教室など帰国子女の英語力維持 我が家が取った英語力維持のための対策 上の子が6歳、下の子はまだ0歳の時に我が家は4年半にわたる米国赴任か...

小学校1,2年はGuamに、3,4年はプーケットにあるブリティッシュスクールのサマーキャンプに参加しました。今回はその中のGuamのサマーキャンプについて書きたいと思います。

もう6年も前のことになるので変更点などもあるでしょうから今後親子留学を検討されている方は参考程度に読んでください。

夏のGUAM親子留学

何故初年度サマーキャンプ先をGUAMにしたか?

私が親子留学先をGuamに決めたのは、当時下の子が1歳で長距離移動が難しかったこと、時差ボケを防ぎながら到着後すぐに子供がキャンプに参加できるギリギリの時差がGuamだったこと、特典航空券で行くことを決めていたのですが、Guamなら必要マイル数が少なく無理せず家族で毎年行けそうだと感じたことがあげられます。

サマーキャンプ先は必ず(できれば英語で)自分で探そう

行き先をグアムに決めた後は自分でインターネットを使って熱心にリサーチをしました。私がサマーキャンプ先を見つけるにあたって最も重要視したのはネット上に日本語で紹介されているか否かです。

簡単に言うと日本語紹介がなるべく少ない、紹介会社が存在しない場所を英語のサイトから念入りに探しました。これは何故かというとグアムやハワイにありがちですが、せっかく英語学習のために海外まで行ったのに日本人だらけで日本語しかしゃべらなかった…という危険を回避するためです。

8月から新学期が始まり外国人料金の横行するGUAM

調べていくうちにグアムの夏休みは6月から始まり8月の中旬には終わるらしいことがわかりました。そしてホテルなどで行われるサマーキャンプは旅行者料金と現地在住者料金があり、その価格差はかなりのものであることもわかりました。因みにわが子が5日間だけ参加したHyattのサマーキャンプは宿泊者の外国人の子は1日75ドル、宿泊者以外の外国人の子は一日150ドル、現地の子は週単位のワンセッション制で5日で260ドルと、現地在住者の子は大幅安です。我が家は違うホテルに宿泊していたので5日で750ドルの出費でした。

本題とはそれますが、現地で同じセッションに参加していた韓国人の子は明らかに英語が喋れないソウル在住の子でしたが、現地に住んでいる親戚の居住者証明書を使って在住者料金で参加していると悪びれることなく言っていました。勿論これはルール違反です。でもホテル側もしつこく身分確認をするふうでもなく、そんな感じの韓国人の子が数人存在しました。日本人の子は大抵がホテル宿泊者で半日だけ参加するようなパターンが多く、当然英語が通じないので通訳ばかりさせられたと上の子は文句を言っていました。そのような理由から現地在住者でないならば英語力のあるお子さんには費用対効果的にホテルでのサマーキャンプはお勧めできません。

合計3つのサマーキャンプに参加した

我が子は初年度は3つのサマーキャンプに参加しました。アンダーウォーターワールド(水族館)のサマーキャンプ2週間とGuam大学のスポーツキャンプ1週間と上述のCampHyatt1週間です。そして2年目はHyattには参加せず水族館2週間とGuam大学1週間にとどめました。この3つの中で特によかったのがアンダーウォーターワールドです。

素晴らしかったUnderWaterWorldのサマーキャンプ

UnderWaterWorldはGuamきっての観光名所でタモンのど真ん中にあります。バス路線のないグアムにおいて観光客がここまで通いやすい場所は他にはないでしょう。しかも今はわかりませんが当時は旅行者料金というものが存在せず、朝の8時から夕方5時くらいまでSeeGrillというアンダーウォーターワールド内のレストランからランチも用意され、何と1セッション5日間で150ドルほどでした。

申し込みにあたって、充分な英語力がある事を条件として提示されましたが、料金は現地の人と同じでとてもリーズナブルでした。因みにここにも何人かの韓国人旅行者の子供がいましたが、うちの子曰く彼らはハローくらいしか言えてなかったそうです。

GUAM大学のスポーツキャンプ

3つ目のGuam大学のスポーツキャンプはGuam大学の学生主体で行われるスポーツキャンプで誰でも参加でき、英語が完璧にできなくてもスポーツなので気まずくならずに取り組めると人気です。しかしこのGuam大学のスポーツキャンプは初年度はよかったのですが、2年目からレオパレスリゾートグアムとタイアップを始めたために日本人の参加者が全体の7割にも上り、それが原因なのか初年度はなかった外国人料金まで設定されたのです。

日本人が増えすぎたので子どもはまたHyattの時のように通訳要員として使われあまり楽しめなかったようです。
(※2020年の今現在ではレオパレスとはタイアップしていないようです。)

その後GUAMからプーケットへ

以上が我が家のグアムでの夏休み親子留学体験談になります。Guam大学に日本人が増えすぎただけでなくその次の年はアンダーウォーターワールドが改装のためサマーキャンプをとりやめてしまったので、いったんGuam以外にも目を向けようと新天地をリサーチし、小3と小4の2年間はプーケットのブリティッシュスクールに行くこととなりました。
それについてはまた後日記事にしたいと思います。

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アラフォー理系ママです。化粧品、美容医療、ダイエット、サプリメント、食、ファッション、旅、教育、その他お得情報etcを体験談やデータに基づき比較検証しながら日記形式で気楽につづっています。橋本病(甲状腺機能低下症)を持病に持ちながら、前向きに健康と美を追究しています。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています
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