物欲と食欲は似ている
物欲も食欲も必要な部分以外はただの欲である
買い物欲に見られる物欲とは、食欲と同じで生活していくに必要な基本的な部分以外は、必要のない余計な欲にすぎません。私たちは資本主義社会の中でいつの間にか必要の無いものを次から次に買わされ、物質的肥満になってはいないでしょうか?
欲にまみれて買えばゴミ屋敷・食べればただのデブ
必要の無いものを次から次に欲にまみれて買えば、家はいつかはゴミ屋敷になります。同じような服を何枚も買い、所有しているかしていないかの記憶も無いような人がたまにいます。購入欲を止めることができなければ、いつかは物理的にも経済的にも破綻してしまうでしょう。いつか使うかも?と思い、買いすぎたものをゴミ屋敷に貯め込む人は、いつか使うかも?と体内にエネルギー源である脂肪を大量にため込み、結果体調を悪くしている肥満の人とよく似ていると思うのは私だけでしょうか?
断捨離もダイエットも膨大なエネルギーを使う
一度ため込んだものを手放すのが難しいところも物欲と食欲が似ている点です。断捨離もダイエットもやったことのある方ならわかるかと思いますが、とてもエネルギーを使う作業です。必要じゃないものをため込んでしまったばっかりにそれを手放すのに無駄なエネルギーを必要とするわけです。
物欲を抑える5つの裏技
物欲を抑えるのに必要なのは冷静な判断とストレスコントロールです。以下私が生活に取り入れている物欲コントロールの方法を話していきたいと思います。
まずはネットショッピングでお気に入りに入れてみる
私のおすすめはネットショッピングです。ネットショッピングと言うとどうしても要らないものをポチポチと購入してしまうイメージですが、ここでポイントはカゴに入れないことです。ネットショッピングをしながらお気に入りマークを付けていくだけで何となくショッピング気分を味わえて軽いストレス発散になります。
後日見てまだ欲しかったらカゴに入れてみましょう。かごに入れたからと言ってすぐに購入してはいけません。その間に似た商品を持っていないか確認してください。その後しばらくしてまだ欲しかったら購入することになるわけですが、ここでもう一つのポイントとして、ネットショップ上にカード番号を記録させないことです。
購入にハードルを設ければ設けるほどつい買ってしまうことを防げるので、毎回カード番号を入れることが面倒でも、敢えて面倒な段階を取るようにしましょう。
日頃から買い物の底値をネットで知っておく
ブランド物の場合は並行輸入価格や海外で買ったらいくらか?一番安い国を知っておくことも衝動買いを防ぐ一つの対策になります。これを知っているだけで購入するしないに関わらず、お買い得では無いな…という心理が働き購入意欲がそがれたりします。
また似たような商品でもっとお得なものがあるか否かも情報に入れておくと同じように買うか買わないかにかかわらず購入意欲がそがれるので、できる限り自分の購入意欲をそぎ落としていき、それでも欲しいと思ったものだけ購入することにしましょう。
高級品はレンタルしてみるのもアリ
最近よく見られるサービスの中でレンタルというものがあります。レンタル品は選ぶ楽しみや購入欲を結構な割合で満たすことができるので、衝動買いをしてしまうのをやめれないタイプの人は、まずは買わずに借りることを試してみてください。
敢えて何かを買うなら100円ショップがおすすめ
どうしても私は勢いに任せて衝動買いがしたいんだ!という人にお勧めなのは100円ショップです。100円ショップならカゴ一杯に買っても合計金額は大したことがありませんし、殆どの物は消耗品なので、ほぼ損せずに消費することができるでしょう。
私の中の一番のお勧めは、株を買うこと!
以外かと思われるかもしれませんが、私が何か買うなら一番これをお勧めする…というものは株です。株って高いでしょう?という方がいらっしゃいますが、何十万もする靴やバックをいくつも買うくらいなら株を買った方が、買った時より価値が増えたり、配当がもらえたり、株主優待がもらえたりするので圧倒的に得です。株をやると経済のニュースを自然に勉強するようになりますし、株の購入は十分買い物欲を満たせるので、何か買うなら株のように、将来お金を生み出す可能性のあるものを買うのが最も経済合理性があるのです。
米国株なんか1株単位から気軽に購入できますし、コロナで各国がキャッシュを刷りまくっている今は株式市場に大量のマネーが流れ込んでおり株式市場はとても勢いがあります。こういう時は相対的に現金の価値が下がるため投資をしない方が寧ろリスクです。
ゼロから株を勉強するのは難しいかもしれませんが、せめてもの対策として積立NISAくらいはやっておいて損はないでしょう。
NISAや積立NISAに関しては以前記事にしたのではっておきます。
まとめ
この資本主義社会で何も対策を無しに物欲を抑えるのはとても難しいことです。物欲は食欲と似ていて必要以上のものを強欲に求めると物理的肥大をまねき、ため込んだものを手放すことに大きなエネルギーを払わなければならなくなります。
物欲を抑えるには冷静な判断とストレスコントロールが重要です。人によってさまざまなやり方があるでしょうが、大切なことは気軽に購入できないような仕組みを自分で作り、本当に必要なものだけを購入することです。
またどうしても手に入れることで買い物欲を満たしたいときはレンタルをしてみたり、単価の安い100均などでストレス発散をすることも一案です。また個人的にお勧めなのは勉強は必要ですが株式投資をすることです。株は購入欲を満たしてくれるだけでは無く、価値が増えたり配当をもらえたり株主優待をもらえたりといいことづくめなので興味のある方は是非挑戦してみてください。