完全無欠コーヒーダイエットをやってみた
完全無欠コーヒーというのをご存じですか?
前回スーパー糖質制限にチャレンジした話をしましたが、わたしはスーパー糖質制限をやめるにあたって急激に糖質量を元に戻すのは望ましくないと考え、徐々に戻しながら別のことに挑戦してみようと思い、完全無欠コーヒーダイエットに目を付けました。
完全無欠コーヒーを1か月弱続けた結果
先にダイエットの結論を述べますが、1か月弱続けましたが体重はほぼ横ばいで1㎏ほど緩やかに減ったかな?という程度でした。
しかしスーパー糖質制限で患っていた便秘も解消されましたし、朝以外は好きなものも自由に食べており、カロリー制限や糖質制限などは全く行わずに、スーパー糖質制限のリバウンドもなく、全くきつくもなかったのでやってよかったと思っています。
そもそも完全無欠コーヒーとは何?
完全無欠コーヒーとはシリコンバレー式自分を変える最強の食事、というベストセラーの中で紹介されているバターコーヒーのことです。
通常のバターではなくグラスフェッドバターという牧草だけで育てられた牛からとれる良質のバターとMCTオイル(またはココナッツオイル)をミキサーにかけ乳化させて飲むというものです。
どうしてグラスフェッドバターを使うの?
通常の穀物を餌に育てられた牛から作られたバターには動物性の油である飽和脂肪酸が多く含まれています。飽和脂肪酸は体に吸収しやすくエネルギー源として使われる反面、体に蓄積しやすく太りやすいです。
牧草だけで育った牛の乳にも飽和脂肪酸は多く含まれていますが、普通の牛乳にはほどんど含まれていないαリノレン酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれています。不飽和脂肪酸は植物性の油や魚の油に多く含まれていて、過剰に採った場合でもすぐにエネルギーとして使われやすいため、体に蓄積しにくく太りにくいのです。
よって本書では牧草牛からとれたグラスフェッドバターのみを使うように指示しており、通常の穀物牛からとれたバターでは正しい効果が得られないとされています。
MTCオイルとは?
またMTCオイルについてですが、日本ではそれほど有名ではありませんがココナッツオイルやパーム核油などの中鎖脂肪酸から作られたオイルのことをいいます。
パーム油は安価ですが健康や環境への懸念があるという説もあるので、少し高価ですが私はいつもココナッツオイル100%由来のMTCオイルを使っていました。
中鎖脂肪酸は一般的な脂肪酸と比較して消化吸収が4倍ほど高く、10倍のスピードで体内で分解・燃焼すると言われているため、ダイエット効果が高いとされています。
完全無欠コーヒーの飲み方
これらの材料からなる完全無欠コーヒーを毎朝朝食の代わりに飲むのですが、トライした感想として、本当に空腹感を感じず続けやすいダイエットだと思います。
不思議なことに液体だからか?過度の満腹感も感じませんでした。もちろん糖質をとっていないので眠くなることもなく、朝の仕事をとても効率よく快活に行うことができました。
結果として
冒頭に述べたように一か月で一キロという緩やかな体重減少ではありましたが、朝ごはんを完全無欠コーヒーにするというだけのいたってシンプルなものなので、スーパー糖質制限などの苦労と比べると楽でおすすめのダイエット方法だと思います。
因みになぜ1か月でやめたのかと言いますと、体重そのものより部分的なサイズダウンがしたくなってきたので、体重だけを減らすのは一旦ストップしようと思ったからです。また全体的に太ってきたら再び生活に取り入れようと思っています。