Moyadiary
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初詣は人生初の靖国神社に行ってみた。何故靖国参拝が問題視されるのか。

我が家はいつも参拝と言えば明治神宮に行っていた

我が家は毎年明治神宮に初詣に行きます。特に深い理由は無いのですが、私と夫の結婚式が明治神宮であったことに始まり、100日参りも七五三も何となく明治神宮に行っていました。

我が家から行きやすいということも一因ですが、単純に明治神宮の緑に囲まれた空気感が好きだからよく行っていたのだと思います。

はじめて行ってみた靖国神社

今朝初詣に行こうという話になり、ふと、たまには行ったことのない神社に行ってみようという話になり急遽、靖国神社に行くことになりました。

テロ未遂事件などが怖くて足が遠のいていた私

夫は東京が長いので靖国神社には何度か参拝したことがあるらしいのですが、私は恥ずかしながら一度もありませんでした。第二次世界大戦の英霊が祀られていることで有名な靖国神社ですから、日本を守ってくれたご先祖様にお祈りするのは筋ではあるのですが、2011年12月26日におきた、中国人による靖国神社放火事件や、韓国人による2013年の9月におきた国際テロ未遂事件(揮発引火性を有する液体を放火目的で靖国神社にまいた事件)など、過激な中韓の活動家、思想家による事件が後を絶たないので、何となく足が遠のいていたのです。

今年はコロナで中韓の観光客がいないので比較的安全だろうということもあり、ふと思い立って夫と息子を連れて靖国神社を参拝することにしたのです。

靖国神社は戦争のイメージがつきすぎているが・・・

靖国神社には、明治維新後の戊辰戦争や西南戦争、日清戦争、日露戦争、満州事変、太平洋戦争などで国のために戦って亡くなった多くの方々の魂が祀られています。靖国神社はもともと明治政府のために戦って亡くなった方々の魂を祀ることによって、平和な国家を作り国の平和を願う為に明治天皇が建てたものであり、太平洋戦争の戦没者のためだけにつくられた場所ではありません。あの有名な坂本龍馬や吉田松陰、高杉晋作など明治維新の英雄として亡くなった方々も多く祀られています。

それでは何故、首相の靖国神社参拝は中国や韓国からの批判を浴びているのでしょうか?

それには、靖国神社にはA級戦犯と呼ばれている戦争で指揮をとっていた軍隊の上層部や政治家の人たちも祀られていることが大きな理由となっています。

8月15日は太平洋戦争の終戦記念日です。先ほど言いましたが、靖国神社には太平洋戦争だけではなく明治初頭から国のために戦って亡くなった方々の魂が祀られています。しかし、8月15日に参拝すると太平洋戦争での戦没者を限定して参拝しているように見えてしまうわけなんです。そのため、特にこの時期の首相の参拝が批判をされるきっかけとなりやすいのでしょう。

A級戦犯の魂が靖国神社に祀られたのは実は1978年

A級戦犯の人たちの魂が靖国神社に祀られたのは、実は戦後からずいぶん経過した1978のことです。遺体は無い場合が多いので魂を祀るのですが名簿のような霊璽簿に、氏名や階級を書き込んで儀式を行い本殿に祀ります。首相の靖国参拝が中韓によって問題視されるようになったのは1985年の中曽根総理の公式参拝あたりからだと言われていますが、そのきっかけはA級戦犯の合祀が原因だと言われています。

戦後サンフランシスコ講和条約が発行され、連合国軍の占領下から正式に独立をして日本は主権を回復しました。同時に、国内では戦没者の釈放を求める運動が起こり、1952年に戦争犯罪による受刑者が釈放されました。これにより、すでに亡くなってしまった方々も公務死扱いになり、日本では戦争犯罪者が法律上存在しないことになったのです。これらの動きが靖国神社にA級戦犯の人たちの魂を合祀することになった一因と考えられています。

そもそもA級戦犯とは戦勝国側がつけた名前であり、その中には国のためを思って戦死した方々もいたでしょうから日本側としては納得できない部分もあるかもしれません。しかし勿論、中韓側からしたら悪の根源なわけですから難しい問題となります。

A級戦犯を分祀する案が出たこともあった

過去には中韓との融和を図るために、A級戦犯を分祀するという案も出たそうです。しかし宗教的に1度合祀してしまった魂は分祀することなどできないということでその案は却下されました。靖国神社に変わる施設をつくり参拝するのはどうか?という話も出ましたが、戦時中は靖国が特別な場所であり、多くの尊い命が靖国でまた会おうと言い残しこの世を去ったわけですから、靖国の代わりの場所を今更つくることなどできないのです。

毎年毎年終戦記念日が近づくと、首相が国の代表として公式訪問し戦没者たちに敬意や感謝を参拝して伝えるか、中国や韓国との交友関係の悪化を配慮して靖国神社参拝を見合せるかの選択をせまられます。

私の個人的な意見

私はいつも思うのですがわざわざ公式訪問するから話がややこしくなるのではないかな?と感じます。私は現在職業が首相ですが一日本人として英霊に敬意を表して来ました…では駄目なのでしょうか?そもそも首相という代表に敬意を払わせなくても国民一人一人が皆靖国の英霊に敬意を払えばいいだけです。

中韓の言うことをきいて公式参拝しないのは相手を調子に乗せるだけだという意見もあるかもしれませんが、中韓側からしたら靖国を公式訪問されると日本という国が公式に右傾化していくように見えて怖いのかも知れません。まあ日本が右傾化しようが左傾化しようが日本の勝手でとやかく言われる筋合いはありませんが彼らの気持ちもわからなくはないでしょう。

私は今回靖国神社を参拝してその厳格さと重厚さを肌で感じ、日本人として心に深く感じるものがありました。また靖国神社のイメージが太平洋戦争やそのA級戦犯、中韓との闘争の原因というあまり好ましくないものであることをとても残念に思いました。

靖国に祀られている魂が決して太平洋戦争の戦犯だけではないということはどのくらいの数の中国人や韓国人が知っているのでしょう?彼らの殆どは靖国をただ太平洋戦争のA級戦犯を祀った神社だと思っているのではないかと思います。

靖国神社は平和な国家をつくり日本という国の平和を願うためにつくられた場所です。その真実が少しでも多くの人に伝わることを願うのみです。

 

ABOUT ME
Moya
アラフォー理系ママです。化粧品、美容医療、ダイエット、サプリメント、食、ファッション、旅、教育、その他お得情報etcを体験談やデータに基づき比較検証しながら日記形式で気楽につづっています。橋本病(甲状腺機能低下症)を持病に持ちながら、前向きに健康と美を追究しています。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています
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