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アメリカ生活

米国ではThrift shopに行こう。お宝がザクザクみつかるよ!

Thrift shopを知っていますか?

Thrift shopは簡単に言うとリサイクルショップです。

Thrift shop(スリフトショップ)は、食器や古着、家具などを寄付によって集め、再販し、その収益を慈善活動や寄付に当てている小売店のことです。
ショップは主に慈善団体によって運営されているため、スタッフはボランティアであることもあります。寄付・労働・購入、関わった人全員が慈善活動に貢献したことになるアメリカならではのお店です。

慈善団体の寄付で集めた商品と聞いたら日本人の感覚ではあまり期待できないように思うかもしれません。しかし驚くほどお宝があるのがこのスリフトショップの醍醐味です。商品は寄付されたものだから、販売価格はとにかく安く、地味な外見とは異なりかなり穴場のお店になります。

日本のリサイクルショップより格安でお宝が多い理由

何故アメリカのスリフトショップが日本のリサイクルショップより格安かというと、上記のように商品が寄付で販売者がボランティアだったりするためなのですが、商品自体も日本のリサイクルショップに負けないくらい良い品が多くみられます。

無料の寄付なのに素晴らしい品がなぜたくさんあるのか?それはこのスリフトショップには寄付する側にもメリットがあるためです。

寄付をするには、ショップに物品を持ち込むか、大きな物は引き取りにきてもらうのですが、その時引き換えに、寄付した物の金額を自己申告し、レシートを受け取ることができます。そのレシートを税務申告の際に提出すると、寄付した額分の税控除が受けられるのです。

アメリカではスリフトショップに限らず、寄付した分の税控除が受けられ恩恵が得られる仕組みが多く存在します。お金持ちが節税対策で寄付するのは勿論のこと、自営・雇用に関わらず税務申告を自分で行うため、皆税金には敏感で、スリフトショップや慈善団体への寄付を節税対策と考えている人も多いのです。

高級住宅地のThrift shopが断然お勧め

特に高級住宅地のスリフトショップには、お金持ちからの寄付が多いためか、お宝がざくざく見つかります。

私はワシントンDC郊外のBethesdaという街に住んでいたのですが、ここはDC界隈でも高級住宅地にあたる場所で、Bethesdaのダウンタウンにあるスリフトショップはとてもこじんまりとしていましたが、郊外の大きなスリフトショップよりもお宝遭遇率は断然高かったです。

私のお宝ゲット経験談

オールドノリタケ食器セット

私は先日の記事でcraigslistというサイトを使って、手塗りのオールドノリタケの壺を25ドルでゲットした話を書きました。

これとは別にBethesdaのダウンタウンのスリフトショップでオールドノリタケの食器セット(コーヒーカップやスープ皿など計64セット)が何と80ドルで売られていたことがあります。ネットで裏印を確認すると1933年頃のものらしいこともわかりました。

万が一本物だったら日本で購入するとネット調べではズバリ20~30万円位する品ですが、アンティークショップと違って店員さんは物の価値にも無頓着なカンジのボランティアの学生さんで、Noritakeのことも知らないふうでした。そもそも贋物であったとしてもこの綺麗な皿1枚あたり130円もしないわけですから格安です。

勿論即決で購入して、後日詳しい人に聞いたのですが、オールドノリタケは贋物が多いと言うのは正確ではなく、特にプリントされたタイプの大量生産品には贋物は殆ど無いんだそうです。たまにある贋物は高く売りつけれる手塗りの壷とかだから、量産タイプの食器セットでコレクションガイドに載っている裏印が押されてるなら十中八九本物だろうと言われました。

Occupied Japanのおままごとセット

またスリフトショップで見つけて気に入っていた品の一つにoccupied Japanの陶器のおままごとセットがあります。occupiedとは占領下のという意味の英語で、文字通り戦後アメリカの統治下だった時の日本で生産された品になります。

戦後の何もないとされた時代でも日本人の技術力は素晴らしく、良い品を輸出していくことで復興を遂げていった日本を思い起こさせる品でありますが、米国にはこのoccupied Japanの刻印が施された品には一定数のコレクターが存在します。

刻印は様々ですがこのおままごとセットには裏にoccupied Japanと書かれた可愛い折り鶴の刻印が施されていました。絵柄も綺麗で状態もとても良いものでした。

私は贅沢にもこのおままごとセット(小さな子供用コーヒーカップとシュガーミルク入れとティーポットのセット)を当時3歳の娘に使わせていました。これは日本で買うといくらになるかはわかりませんが似たような品を神奈川のアンティークショップがネット上で2万円で売っていました。(因みに私は10ドルで買いました)

私は文字通りこの商品を娘のおままごとのために買ったのですが、当時娘はおままごとに夢中で、プラスチックのおもちゃのコップにいれたお茶をいつも飲まされていたのですが、どうせならおしゃれで素敵なコップに入れてもらおうと思い、私がプレゼントしたのです。

このおままごとセットにかえてから娘のおままごとに付き合ってティータイムをするのが楽しくて素敵な時間になったのは言うまでもありません。

まとめ

アメリカにはThrift shopという名のリサイクルショップが随所に見られます。日本のリサイクルショップとの決定的な違いは全てが寄付で成り立っているということです。

価格も格安で、特にお金持ちの多く住むエリアのスリフトショップは穴場です。宝物がザクザク発掘でき、アンティーク商品などは自分で多少目利きができるならばアンティークショップなどで買うよりももっと破格で購入できます。

あまりガイドブックなどには記載されていないとは思いますが、アメリカに行く機会のある人はネットで調べて是非足を運んでみてください。隠れた穴場のショッピングスポットなのでお勧めです。

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アラフォー理系ママです。化粧品、美容医療、ダイエット、サプリメント、食、ファッション、旅、教育、その他お得情報etcを体験談やデータに基づき比較検証しながら日記形式で気楽につづっています。橋本病(甲状腺機能低下症)を持病に持ちながら、前向きに健康と美を追究しています。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています
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