子育てをしていると時に色々な悩みに直面します。
特に一人目の子育ての時や、海外や地方在住で同い年くらいの子供が周りに少ない時、都会に住んでいても母親自身がママ友づくりが苦手で子供を友達の輪に上手に入れてあげる自信が無いときなど、子供の社会性はどうやって育んであげたらよいのだろう?と悩むものです。
私は一人目の子育ての時にそれに悩みこどもちゃれんじをすることで随分救われたことがあったので今回は口コミがてらそれについて書こうかと思います。
社会から隔離された子は社会性を身に着けるのが難しい
少子化時代に子供同士で遊ぶ機会が少なくなっている
私は結婚する前まで大阪に住んでいたのですが、結婚を機に上京し、その後すぐに妊娠出産したので東京で知人もいないまま一人子育てすることになりました。
周りには大きな公園があり、わかりやすいママ友グループがあったのですが、当時の私はすぐに社会復帰するつもりだったので敢えて意図的に主婦のグループを避けていました。
しかし子供が立って歩きだした頃位からでしょうか?そろそろ同い年位の子と遊ばせた方がいいのかな?と心配するようになりました。
親に教わったことと子供同士で学ぶことは違う
子育てをしていく中で、人生で必要な全ての社会性を親と子の関係だけで教えていくことは到底無理があります。
ご飯は座って食べるとか、手づかみでご飯を食べないとか、マナー的な社会性は大人が教えるものですが、おもちゃを順番に使うとか、人の嫌がることをしないとか、喧嘩をしたら仲直りするとか、子供同士でしか学ぶことのできない社会性というものは確実に存在します。
入園前に社会性を見られてしまう入園前試験
周りの子供と触れ合う機会の少ない子供の場合、当然ですがこの子供同士のコミュニケーションに必要な社会性が身につきません。
特に核家族化が進んだ都会の子供はそれを学ぶ機会が極端に少ないにもかかわらず、幼稚園に入園する前の入園前試験などでは、その社会性がチェックされ、合否を分ける一大要因になったりします。
こどもちゃれんじは遊びで社会性を学ぶことができた
娘がこどもちゃれんじで一人で社会性を学習しだした
私が娘にこどもちゃれんじをさせたことには特に深い理由が無く、当時第一子だったのでどんなおもちゃを買ってあげたらよいかわからず、定期的に知育になるおもちゃが届くのなら、ベネッセは教育のプロだし任せてしまえばいいんじゃないかな?と思ったことがキッカケです。
キッカケはあまりしっかりとしたものでは無かったのですが、私は娘がしまじろうを通して予想以上に多くの学びを得ていることに気づきました。
特に驚いたのは、ある日初めて行った公園で砂遊びをしていた時、何も言われていないのに近くにいた子供が遊びたそうな様子に気づき、おもちゃを自らかした時です。帰り際に、偉いね、かしてあげるとお友達が喜ぶって思ったの?と聞くと、しまじろうがやってたから…と娘は答えました。
私がただおもちゃ程度に与えていたしまじろうで、娘は社会性を学習していたのです。
こどもちゃれんじでしまじろうの仲間と疑似社会を知る
私はその事件以来、ちょっと興味を持ってこどもちゃれんじの教材を見るようになりました。見れば見るほどよくできていて面白い教材です。
しまじろうの中には沢山の登場人物が出てきます。殆どが同じ年齢の言わば横の繋がりの仲間です。喧嘩してもめごとになり、大人が出てきて間に立って冷静にしまじろうに尋ねます。
喧嘩してどんな気持ち?
ママに嘘をついてどんな気持ち?
友達を泣かしてどんな気持ち?
かなしいきもち
優しくされたらどんな気持ち?
ありがとうって言われたらどんな気持ち?
おもちゃをかしてくれたらどんな気持ち?
うれしいきもち
しまじろうはいつもとてもわかりやすい簡単な言葉で子供の気持ちを代弁します。こういうことをしたらこういう気持ちになるんだ。だからこういうことをしたらいけないんだ。だからこういうことをしたらいいんだ。
そうやって子供はしまじろうを通した疑似体験で疑似的社会性を身につけるのです。
知り合いのいない場所でも友達ができるようになった
一時預けを転々としても対応できるようになった
こどもちゃれんじをやりだして一番良かったことは上記のように友達とのコミュニケーションの取り方を学べたことだと思います。
私は当時週一回だけ娘を預けて仕事をしていたのですが、長く頼んでいたベビーシッターさんがある日妊娠してしまい娘の預け先が無く、区の一時預けに預けることが増えたのですが、毎日違うお友達と触れ合わなければならないような一時預け先でも、しまじろうと一緒にお友達との遊び方を学んでいた娘は、すぐにその場で友達を作り遊ぶことができるようになりました。
アメリカの子供相手でも輪に入れるようになった
このコミュニケーションの学びはそのままアメリカでも引き続き発揮されました。言葉が十分に通じなくても、何をされたら相手は嫌がるか、何をすれば相手は喜ぶか、そういうポイントは意外と変わらないものです。
日本とアメリカの文化の違い社会性の違いも学んでいった
娘は多少割高にはなりますが、アメリカでも引き続きこどもちゃれんじを続けました。年齢が上がるにつれアメリカの文化で成長していった娘ですが、こどもちゃれんじを通して日本の文化も学べるようになりました。
お友達の家に行ったときは靴をそろえて入るとか、手を洗った後はハンカチで拭くとか、日本では当たり前の文化を学べない海外でこそしまじろうから学ぶことは多くあったのです。
まとめ
核家族化、少子化が進む社会の中で子供同士の社会性を身につけることは大人が思う以上に難しいものです。
【こどもチャレンジ】は私は当初知育のために始めたつもりだったのですが、一番身について一番大切だったものはこの社会性でした。
文化や社会性をしまじろうとその仲間たちを通して学んでいくことができたことは、日本であれアメリカであれ、娘が人の輪に入って行くための大きなきっかけとなったことは確かです。