日本に殆ど売って無い物
先日アメリカで買うより日本で買った方がお得なものと言うブログを書きました。今回はその逆でアメリカで買った方がお得なものについて考えてみたいと思います。
まず初めに、お得云々より前にアメリカに売っていて日本に無いものは何だろう?と少し考えてみました。何度も思いを巡らしたのですが、ほぼ無いというのが私の答えです。逆は少し存在するのですが、日本に売っていないアメリカのものはほぼ無いような気がします。
何故かと言うと私の想像ですが、日本人のアメリカに対する関心の方がアメリカ人の日本に対する関心よりも圧倒的に高い為、アメリカで流行ったものはすぐに日本で流行る傾向があるからです。
コストコなども進出しているため、昔は手に入りにくかった大型のアウトドア商品やおもちゃも日本で簡単に手に入るようになりました。私が帰国してすぐの頃は、娘の好物だったマカロニ&チーズのもとが売ってないのが不便でしたが、数年後にはカルディなどで売るようになりましたし、以前ブログで書いたように、キューリグのコーヒーカプセルも種類がとても少なかったのですが、最近では日本の方が安いのでは?と思わせるようなお得なサービス料金で売っています。日本は本当にアメリカのものが流行るのが早いのです。
アメリカで買うと安い物
オーガニックコスメ
アメリカで買うと安いものですぐに思い浮かぶのがオーガニック系のコスメやヘアケア商品です。皆さんご存じのオーガニックスーパーであるホールフーズなどに行けばとても低価格で質の良いオーガニック製品に出会うことができます。価格も安く質もよく、アメリカはオーガニック先進国と言えるでしょう。
カフェインレスコーヒー
以前ブログでもふれましたが、アメリカのスタバはディカフェ(カフェインレスコーヒー)も普通のコーヒーも値段は一緒です。スタバ以外でも殆どのカフェでカフェインレスコーヒーが普通の価格で飲めますし、必ずと言ってよいほど選択肢として存在します。アメリカ人は日本人よりカフェインに気をつけている人が多い印象です。
服・アパレル全般
理由はよくわからないのですが、恐らく中間マージンが少ないのかもしれませんが、アメリカの方がアパレルが全般的に安いです。敢えて言うならユニクロや無印など日本のブランドはほんの少しアメリカの方が高いのですが、ほぼ全てのアパレルはアメリカの方が安いと思います。特にアメリカのブランドともなると、日本で買うべきでは無いと思えるほど安くてビックリします。
同価格帯ならアメリカで買う方が質が良い物
チーズ・バター・乳製品
だいたい想像ができると思いますが、日本に比べてアメリカは乳製品が全般的に安いです。チーズなど販売しているサイズがもともと違う感じです。試食などで配っているサイズも全然違ってとても大きいのです。牛乳なども日本のように1リットルサイズのものは殆どなく、ガロンという日本の牛乳の4倍近いサイズで売っています。私はよくアーミッシュのスーパーマーケットで買い物をしていたのですが、本当に質の良い乳製品を安く買うことができました。
オーガニック野菜やフルーツ
アメリカのオーガニック食品は本当に安いです。肌感覚で日本はオーガニックとそれ以外の食品の価格差は2倍以上ある気がしますが、アメリカはせいぜい1.2~1.5倍くらいでしょうか?普通の野菜や果物の農薬も日本よりだいぶ少なく、アメリカの食品の素材の質はとても良いと思います。
一度オーガニック農園に行った事があるのですが、広大な畑に空から種だけまいて、収穫できるものだけをするといった感じで、日本の有機農家の様な手間暇かかった感じでは無く、土地が広いからできるスケールの大きいものでした。
牛肉
牛肉も皆さんご存じのようにとても安いです。アメリカの肉は安いけど美味しくないと思っている人がたまにいますが、それは完全な誤解で、極論を言えばアメリカ人は美味しい肉を先に国内で消費して売れ残ったものが海外に輸出するのです。アメリカ人は牛肉の脂身を嫌いますが日本ではサシが入ったものなどは喜ばれますから安く輸出されたりしています。
ドレス・ハロウィンの仮装の服
これはアパレルと言えばアパレルですが、敢えてわけてみました。というのもアメリカは文化的にドレスを着る機会が日本より多く、その為価格がとても安いのです。種類も多く、小さな女の子のドレスなどセールなら10ドル台で買えます。私の娘も小さい頃はお古でもらったものも合わせて5着くらいドレスを持っていて、友達が着たらドレスに着替えてよくお姫様ごっこをしていました。
また皆さんご存じのハロウィンも本格的に行われるため、当然仮装の服は種類も多く価格もお手ごろになってきます。
まとめ
いかがでしたか?だいたい想像通りだったのではないでしょうか?上記に上げた以外にも同じ食品でも部位による価格の違いなどもありました。例えば記憶に残っているのが鶏肉で、日本だと鶏は胸肉が安いですが何故かアメリカはもも肉の方が安いのです。他にも日本は低脂肪乳や無脂肪乳は普通の牛乳に比べると安いですが、アメリカではこれらの乳製品に基本的に価格差はありませんでした。
このように意外なものが日本とアメリカで価格差があったりします。どれも基本的には需要と供給によるものが多い気がします。
いま日本で高い物でもだんだん輸入されてきてメジャーになっていくことでその価格差は縮まってくるのでこれからの時代もっと価格差の有るものは少なくなってくるのではないかなと個人的には思います。