海外旅行の様々な裏技
以前、繁盛期に海外に安く行ける裏ワザについて記事にしました。この記事の主要な部分を要約すると、日本のGWや正月休みなどの時期は文化の違う国に行けば決して繁盛期では無いので、繁盛期じゃない国で航空券を発券すればよいというものです。
上記の記事では日本の繁盛期であるGWに香港までマイルで行き、香港発の格安航空券でベトナムに行った経験を書きました。また下の記事では韓国まで海路で行き、韓国発日本経由日本2回ストップオーバーつきの航空券を1年オープンで購入するという多少凝った手法で繁盛期に海外に行っていたという経験を書きました。(これは少しややこしいので理解したい方は下記の記事を読んでください)
ホテルを安く泊まる裏技
今回は同じように、日本主体ではなく海外主体で考えることによって、ホテルですら安く泊まれるということを解説していきたいと思います。
友達と海外旅行の話をしていると、大抵の人は繁盛期について自国のカレンダーどおりにしか考えていないように感じます。しかし旅の航空券と同じようにホテルの価格も需要と供給によって決まります。
ホテルの繁盛期とはそのホテルにとって泊まりたい人が多い時期のことであり、当然その時期は国や地域性、誰が多く利用するホテルかなどによって大きく変わってきます。
以下詳しく見ていきましょう。
注意するポイントは3つ
①旅先の国にとってその時期は春節や旧正月など、その国の文化的繁盛期であるか否か。
②その国を多く旅行している旅行者にとって、その時期は繁盛期か否か。
③旅行先がリゾートである場合、特に雨季と乾季がある場合、値段のかわる時期はいつか。
順番に見ていきましょう。
①その国の文化的繁盛期か否か
今まで主張していた最も大きなポイントがこれにあたりますが、日本が繁盛期であったとしても旅行先が閑散期であればホテル代は安くすみますし、逆に日本が閑散期であったとしても旅行先が春節や旧正月などその国の繁盛期であった場合はホテル代が高くなり、下手するとホテルが無いなんてことにもなってしまいます。
②その国の主な旅行者にとって繁盛期か否か
例えばハワイなどがわかりやすいのですが、ハワイの旅行者の半数以上は米国本土からですが、次に多いのは日本からの旅行者になります。ですから日本がGWや正月休みの時は当然ハワイのホテルは空きが少なくなってきますから価格変動を受けます。
同じように日本のホテルも中国が春節の時は価格が上がったりします。ホテルの価格は需要と供給で決まりますから泊まりたいという人が多ければ価格が上がるのは当然のことなのです。
③雨季と乾季など価格変動の時期はいつか
私は南国リゾートに泊まるときは必ず雨季と乾季の境目で、雨季料金になったばかりの時期などを狙うのですが、このシーズンの切り替え時期を気にしている人は多くないように思います。題名にも書いたように、海外の高級リゾートホテルを狙うならこのシーズンチェンジの時期は特に重要なポイントになります。
モルディブなどの高級リゾートになると乾季と雨季で価格が倍以上になることも珍しくありません。大抵の場合、雨季と言っても毎日ザーザー雨が降っているわけではなく、日に1~2回スコールがザーッとふる程度です。特に雨季と乾季の境目の雨季シーズンになると、全く雨が降らず一日中晴天である日も少なくないのです。
まとめ
以上のように海外のホテルを安く利用するためには幾つかの時期的ポイントがあります。これらの時期をよく熟考して、旅先やホテルを選ぶことをお勧めします。
勿論すべての条件に合う日に休みが必ずとれるとは限らないので、参考程度に考えてくれて結構です。
ですが、いつも頭の片隅にこのことを考えながら旅の計画を立てると随分節約になったりするので可能な方は是非チャレンジしてみてください。