文字起こしは音声で!スマホで音声入力のススメ
音声入力の精度は格段に上がってきている
以前、ユーチューブで評論家の勝間和代さんが、文章を執筆するのに音声入力がとてもお勧めだとおっしゃっていました。
勝間さんの動画を見た後、個人的に少し試してみたくなって音声入力をやってみたのですが、最近はこのブログをはじめ、気が向いたときは音声入力を使うようにしています。
以前音声入力にチャレンジした時は語彙変換が微妙で、正確な入力がとても難しかったのですが、最近は性能が良くなってきているのか、比較的うまく音声を文字にすることができています。
始めた当初は、以前のように誤変換してうまく音が文字として拾えないんじゃないかという心配がありましたが、今のところその傾向は見られません。
私はウォーキングをしながらブログのネタを探すことが多いのですが、最近は早朝など人の少ない時、歩きながら音声入力することもあります。
音声入力でブログを書くメリット
音声入力をしながらブログを書くことのメリットは、やはり手が疲れないということが一番だと思います。
しかし人によっては手の疲れ云々というより音声入力そのものが向いている人もいるのではないか?と私は思います。
言いたいことをじっくり頭でまとめてから文章に書くよりも、その場でしゃべる方が得意だという人間は一定数いて、私は自分自身にその傾向があると思っています。
私はその場ですぐに考えを話していくタイプで、アメリカに住んでいた頃、たいして英語が喋れないにもかかわらず、主人によく、「君は英語でも口が滑る」言われていました。
もちろん口が滑るというのは悪い意味ですから、その言葉のように何の前置きも無くしゃべると、言い過ぎたり間違ったりということも出てきます。
喋りの場合はその場ですぐ訂正したり、謝ったりしながら話していけばいいのですが、文字にした場合はそういうわけにもいきません。
喋ったことすべてを勢いよく投稿するわけにはいかないので、音声入力で出てきた文章は100%再チェックして見直す必要が出てきます。
しかしその再チェックの手間をもってしても、自分は音声入力の方がブログの仕上がりが早いと最近気づきました。
最近の音声入力の性能は?
音声入力はどの位雑音を拾うのか
音声入力でブログを書きながら散歩していると、どのくらい周りの音を拾うのかな?と実験してみました。
検証の結果、車の通り過ぎる音や鳥の鳴き声など、人の声でない雑音はまず拾わないように感じます。
一方で、すごく大きな声でおしゃべりしている人などとをすれ違うと、その人の会話などが一緒に反映されたりもするので、すれ違いざまに録音を止めたりと、少し気をつけなければいけませんでした。
しかし気をつけるのはそのくらいで、慣れてくると、どのくらいのボリュームの声だと音声を拾うのか?など、細かなニュアンスがわかるようになります。
たまに変な誤字変換もあるので注意しよう!
性能が以前より良くなってきたとはいえ、しっかりとハキハキ喋らなければ可笑しな文字に誤変換されることもあります。
意味不明な誤変換は、抑揚をつけ過ぎたり、声が小さすぎたりするときにおこりやすいので、聞き取りやすい言葉を喋るように注意しています。
音声入力でブログを書くやり方
まず初めに題名や段落など大まかな構成を決める
私は音声で無く普通にブログを書く時も、まず大体の骨組みを決めてから書いていくのですが、音声入力の場合も同じように予め、題名(h1)大区分(h2)、中区分(h3)、小区分(h4)と文章の枠組みを決めてから、音声を入れていくようにしています。
そうすることで喋りながら頭の整理をしていきやすくなるのです。
人前で喋る時の喋り方は個人差があると思いますが、私はプレゼンをする時に初めから最後まで下書きをしたりはしないタイプです。
大まかな枠組みだけ事前に書いて、言いたいポイントだけチェックしながらその場で組み立てて喋っていきます。
そういうタイプのプレゼンが得意な人は、音声入力で文章を書くのが得意なのではないかな?と個人的に考えています。
音声入力は多めに書いて、要約しながら削っていく
私は、文章をいきなり書いていく場合は、文字数などを気にしながら書きますが、音声入力をしていくときは、まず言いたいことを全部言ってから、削っていくという方式をとっています。
そうすることで内容がギュッと凝縮されて文章にしまりが出てくるからです。
音声入力の道具はスマホでOK
一昔前だったら、音声入力というとどんな道具をそろえなくてはならないのか?と思いそうですが、今はスマホ一台で驚くほど精巧な音声入力ができます。
お金は特にかかりませんから、まずやってみて自分に向いているか否かをチェックしてみると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
世の中に音声入力でブログを執筆している人がどのくらいいるのかはわかりませんが、音声入力の技術は日々進化しており、これを使わない手はないというのが私の率直な感想です。
音声入力に必要なものはスマホ一台ですから、やる気さえあれば誰でもチャレンジできるものです。
音声入力で文章を書くと、手で書いていくのとはまた違った内容の文章が書けたり、細かな下書きなしでのプレゼン能力などが垣間見れて面白いなと感じます。
音声入力をはじめたばかりの人は、自分が意外と思ったことを言葉に表せていないことに気付くでしょう。
このように自分が普段、頭で考えていることをどのくらい言葉で表せているかのチェックや訓練にもなりますので、そういう意味でも音声入力はお勧めです。
音声入力で文章を書いていくことの向き不向きは個人差が有るかと思いますが、やってみてこそ向いているか否かがわかるので、是非皆さんにも一度音声入力で執筆するという経験をしてみてください。