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雑学

ダイエットや将来の学力にも影響?行動経済学の時間割引率という考え方

勝間和代さんのYoutubeで出てくる時間割引率って何?

皆さんは時間割引率という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

経済学などを学んだ人にとっては常識的な言葉だそうですが、私は最近までこの言葉を知りませんでした。

知ったきっかけはYoutubeで勝間和代さんがこの言葉を使っていた為です。

時間割引率とは、ある報酬の将来の価値(遅延報酬)が、今の価値(即時報酬)よりどれだけ低く感じられるかを時間による割引率で考えること。また、その割引率のこと・・・だそうです。

ちょっと難しいですよね?

わかりやすく説明すると、いま100万円貰えるのと来年100万円貰えるのとでは、通常誰でもいまもらえる方が嬉しいように、人は本能的に現在そこに手に入れることのできるものの方が価値が高いと感じます。

しかしこの時間差の感覚は人によって個人差があり、Aさんにとっては今の90万円と来年の100万円が同じくらいの価値であるのに対し、Bさんにとっては今の80万円と来年の100万円が同じ価値だったりするわけです。

この場合、Aさんの来年との差額が10万円であるのに対し、Bさんのそれは20万円であることから、Aさんの時間割引率の方がBさんの時間割引率より低いというふうに表現するのです。

このように、人は将来の報酬を現在の報酬より割り引いて考えていますが、その割引率が低ければ低いほど、将来の報酬まで我慢することができるのです。

時間割引率は低い方がいいの高い方がいいの?

先に結論を述べてしまうと、時間割引率は低い方が良いとされています。

時間割引率(時間選好率)が低い人は自制心(セルフコントロールの力)が高く、時間割引率(時間選好率)が高い人は衝動性が高いことになるからです。

薬物依存、ニコチン依存、アルコール依存、ギャンブル依存などの依存症の場合、目の前の報酬を選択しやすい(時間割引率が高い)傾向があることがわかっています。

また時間割引率の高い人は、その自制心の無さからダイエットも失敗しやすい傾向にありますし、借金もしやすい傾向にあります。

このように、時間割引率(時間選好率)は、行動経済学として研究が進められている分野なのだそうです。

有名なマシュマロテスト

子供の時間割引率(自制心・セルフコントロール能力)が、大人になってからの成果に長期的な好影響を及ぼすことを示した有名な実験にマシュマロテストというものがあります。

マシュマロテスト(マシュマロ実験)は、子供の現在バイアス(現在志向バイアス)を用いたテストでもあります。

4歳の子供に1つのマシュマロを提示し、15分後に戻ってくるまで一人で食べずに我慢できれば、もう1つマシュマロをあげることを約束し、我慢できるかを確認する、というテストです。

我慢して2つ目のマシュマロを手にした子供は、時間割引率の低い(セルフコントロール能力が高い)子供ということになりますが、その後の年単位の追跡調査の結果、時間割引率の低い(自制心の強い)子供は、学業成績などが高い傾向が続くことがわかりました。

【参考】 マシュマロ実験 – Wikipedia

まとめ

時間割引率とは、将来の報酬を現在の報酬より割り引いて考えた時の、その割引率のことであり、その値が低ければ低いほど、将来の報酬まで我慢することができる、自制心の強い人である、ということがわかっていただけたかと思います。

動物は本能的に時間割引率が高いものです。

人間も太古の昔は、その日仕留めた獲物をその日に食べなければ、生死にかかわったりしたわけですから、将来のために我慢して残す…という行為は動物の本能には反するものです。

しかし私たち現代に生きる人間は、時間割引率の低い(セルフコントロール能力の高い)人間ほど、将来社会的に成功したり、依存症になりにくかったり、ダイエットを成功し易かったり、はたまた学業の成績がよくなったりするということが、様々な研究から明らかになっています。

自らの時間割引率を低くすることを常に意識して生活し、自制心の強い強固なマインドを手に入れて、豊かな人生を歩みたいものですね。

ABOUT ME
Moya
アラフォー理系ママです。化粧品、美容医療、ダイエット、サプリメント、食、ファッション、旅、教育、その他お得情報etcを体験談やデータに基づき比較検証しながら日記形式で気楽につづっています。橋本病(甲状腺機能低下症)を持病に持ちながら、前向きに健康と美を追究しています。
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