日本人は年末年始に平均2㎏も太るって知ってた?
ダイエット業界にとっては、かき入れ時の年初シーズン
よく正月太りという言葉を耳にしますが、実は日本人は年末年始に平均2㎏も体重が増加するというデータがあり、そのため正月明けから皆一斉にダイエットをするそうで、ダイエット業界にとってはこの正月明けから暫くの間は、かき入れ時のシーズンなんだそうです。
そんな立派なデータも存在する日本の正月太り文化ですが、何故毎年毎年皆一律に正月太りをしてしまうのでしょう?今日はこの疑問について解明しながら私なりの対策を提案していけたらと思います。
何故GWやお盆休みでなく年末に太るのか?3つの理由
冬に貯め込む体のメカニズムが関係しているから
冬眠前のクマが沢山食べて脂肪をため込むように、冬の寒さを耐えるために動物には元来冬場に脂肪をため込むという性質があります。
この自然の摂理のために、冬は太りやすい傾向にあります。
寒くて運動しないから
冬に太りやすいもう一つの理由は、純粋に寒さのために運動量が減るというのがあるでしょう。
食後はいつも犬の散歩に出かけていたけど、今日は氷点下だから出かけなかったというような経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
純粋に人は寒いと外出したくなくなります。コタツの中で丸くなりたいのは猫だけじゃないですよね。
糖質を食べるイベントが密集しているから
年末は忘年会に始まり、クリスマスはクリスマスケーキ、正月はおせちに雑煮にお餅を沢山!などなど年末年始はご馳走を食べるイベントが盛りだくさん、特に糖質を沢山とる機会に恵まれています。
当然ですが糖質の取り過ぎは肥満につながります。
食べ過ぎたから太る・・・正月太りの原因は一番シンプルにこれが大きいのではないでしょうか?
年末年始太りをしない為の3つの対策
お餅は何個まで、など食べ過ぎてしまう糖質量を意識する
正月太りの食べ過ぎで最も注意しなければならないものの一つが御餅です。
御餅は簡単に何個も食べれてしまいますが、糖質もカロリーも大変高い食べ物です。
御餅の食べる量を意識するだけでも正月太りの対策になることは間違いないでしょう。
基礎代謝を上げるため毎日湯船で入浴する
冬は脂肪をため込みやすいと上記で話しました。
脂肪を貯め込みやすい一つの原因は代謝が落ちてしまうことであり、代謝を上げるために手っ取り早いのが湯船につかることです。
ここで注意すべきことはシャワーで済ませずにしっかりと湯舟につかることが大切だということです。
シャワーだけでは体の芯まで温まりませんし、しっかりと温まらなければ基礎代謝を上げることは出来ないからです。
出来れば家にこもらず外出する
代謝を上げる最も効果的な方法は運動をすることです。
有酸素運動がお勧めですが、冬は寒いので外出したくないという人も多いでしょう。
そういう人にお勧めなのはモールやショッピングセンターなど室内施設をウインドーショッピングすることです。
温かいショッピングセンターの中なら長く歩くのも苦になりませんよね。
それでも食べ過ぎてしまったら・・・
食べ過ぎた次の日から食事量を調整する
色々と正月太りの対策をしても、付き合いで食べざるを得ないのが年末年始の難しいところです。
食べ過ぎることは誰にでもあります。
重要なのはその後きちんと食べ過ぎた分をリセットしたか否かなのです。
実は体重というのは食べてすぐ増えるものでは無く、食べたものが脂肪になるには数日のタイムラグがあります。
食べ過ぎた次の日からすぐに食べ過ぎた分を差し引いてカロリーや糖質の調整をすることで、食べ過ぎを無かったことにすることが可能なのです。
しかし注意すべきはその日数です。
だらだらと数日数週間食べ過ぎて、そろそろ調整しようかなぁ・・・などと悠長に構えていては最初に食べた分は脂肪になって定着してしまいます。
食べ過ぎたらすぐに調整してリセットする、その習慣を身につけるだけで太らない体を手に入れることができると言っても過言ではないでしょう。
まとめ
日本には正月太りという言葉がありますが、その証拠に日本人は年末年始で平均2㎏も体重が太るというデータがあるそうです。
体重が太る原因には冬に代謝が落ちることや運動不足になる事、そして純粋に年末に過食のイベントが多いためだと考えられます。
食べる量を調整したり、湯船に入って基礎代謝を上げたり、運動したりして日頃から太り過ぎないように努力することが大切です。
それでも食べ過ぎてしまった時はその食べ過ぎたものが脂肪になる前に、できれば次の日の食事でカロリーや糖質を調整するように努力しましょう。