観葉植物を置いたら虫が湧いて大変な目にあった
貴方は家の中やベランダに観葉植物やプランターを置いていたりしますか?私は上の子が赤ちゃんの頃、ベランダ菜園にチャレンジして、虫が湧いて大変な目にあって以来、ベランダ菜園の類は一切しなくなりました。
しかしアメリカに住んでいた時にハイドロボールの観葉植物を勧められて購入したことをきっかけに、これならアリだな・・・と思うようになり、いくつかハイドロカルチャー(水根栽培)で観葉植物を育てています。今日はその話をしていきたいと思います。
観葉植物用の土は購入品でも虫のタマゴが入っていたりする
ベランダのプランターに虫が湧くのも勿論嫌ですが、部屋の中の観葉植物から虫が湧いたりすると本当に気持ちが萎えていくものです。
観葉植物の土や、その他購入した土でも同じですが、どんなに注意しても土に植えた植物には虫がつきます。これは土の中に卵が入っていたりすることが原因らしいのですが、人の手でそれを取り除くのがほぼ不可能なのでしょう。
プランターの土はゴミとして処分しづらい
また、観葉植物の土の弱点はもう一つあります。土は可燃ごみにも不燃ごみにも出せない自治体が増えてきているので、その処分に困ってしまうのです。私の住んでいる自治体でも土はゴミに出せずに、引き取り手を探すのがとても大変です。
子供の幼稚園や小学校でプランター野菜を育てた際も、土の引き取り手がいなくて、持って帰らされたほどです。適当な場所に捨てるわけにもいかず、引き取り手を探すのに本当に苦労しました。
観葉植物はハイドロカルチャー(水根栽培)がお勧め
そんな時に出会ったのが先ほど話したハイドロカルチャー(水根栽培)です。その存在に気づいたキッカケは、アメリカに住んでいた時のマンションの敷地内に沢山のハイドロカルチャーで育てられた観葉植物が置いてあったことです。その観葉植物は水位計がついていたので水やりサインもわかり易く、虫がほぼ湧かず、とても管理がしやすそうに見えました。
因みにハイドロボールとは以下の様な、発泡煉石と言われる焼き物であって土ではありません。皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか?
ハイドロカルチャー(水根栽培)はほぼ虫がでない
ハイドロカルチャーで使うハイドロボールは、高温で焼いてある焼き物なので清潔なため、虫が寄り付かないのが特徴であり、インドアガーデニングに最適です。微細な穴がたくさん開いているのでその中に空気や水を保つことができ、液肥や固形肥料を施肥した場合も、その微細な穴の中に肥料分をある程度保つことができるので、土の代用品として活用が可能です。
ハイドロボールは不燃ごみで捨てれる
そしてもう一つ私がハイドロボールを推す理由は、ハイドロボールやセラミスグラニューといった発泡煉石は焼き物であって土ではないので、不燃ごみとして処分することができる点です。先ほど述べたように処分先に困る園芸用の土と違い、焼き物として不燃ゴミに捨てれる利点は周りに山や畑などの無い都会住みの人にとってはとても重要なポイントとなります。
ハイドロボールは再利用できる
また、ハイドロボールの利点はエコであるということです。使用済みの発泡煉石は、排水溝ネットなどのネットに入れて流水でもみ洗いしてごみを洗い流したら乾かして再利用することができます。病気やカビなどが発生した後の発泡煉石は、流水でもみ洗いした後に熱湯をたっぷりかけて熱湯消毒した後、乾かしてから再利用します。アルコール消毒を合わせて利用するのもおすすめです。
長期不在時でも水やりの手間が無い
根腐れすると良くないので通常いつも水浸しというわけでは無いのですが、長期不在のときは、底穴のある普通の植木鉢は鉢皿などに水を溜めて、底穴のない器の場合は底に水を溜めて、長期間家を空けることができます。溜めて置く水の量は、乾燥を好む植物か水気を好む植物か、どのくらいの日数を不在にするかで量を調整する必要があります。一時的なものなので、帰宅後水から出すことで根腐れせず、枯れることなく長期不在が可能になります。
植物栽培用のジェルもお勧め
室内栽培用の土の代用品として最近100均などでも見かけるようになった、植物栽培用のジェルボールも利用後可燃ごみに出せる土の代用品として優秀です。栽培中にジェルが少なくなってきたら、新しいジェルを足していくのですが、ジェルの中には植物の生育に必要な肥料分が含まれているので、肥料について考慮する必要がなくなります。
おすすめの水根栽培観葉植物!水位計が便利♪
個人的にお勧めのものは以下のように水位計がついているものになります。別途水位計だけ購入してもよいのですが、購入した鉢にサイズがピッタリ合わない場合もあるので、初めからついているものがよいでしょう。この水位計があれば、水が足りてない時が一発でわかるので管理がとても楽になります。
ハイドロカルチャー3鉢セット・水位計付き(送料無料)
ハイドロカルチャーガジュマル・水位計付き(送料無料)
自分で、水位計やハイドロボール、植木鉢、水根栽培できる植物の苗(パキラなど)を買ってきて、土を洗って、ハイドロボールと入れ替えることも可能です。ダイソーなどで300円位で売っているパキラなどで植え替えている人もたまにいます。ただ、もともと土壌で育っていた植物を水根栽培に植え替えるとたまに上手くいかずに枯れてしまうそうなので、自信の無い人はやめた方がいいかもしれません。その植物の大きさに対する鉢の大きさなどの知識も必要でしょうから、個人的には上記のショップなどで選んで買ってしまった方が楽かな?とは思います。
まとめ
いかがでしたか?部屋にグリーンが全くないと寂しくなりますし、人工の観葉植物は少しなら良いのですが、部屋に有るものが、全て偽物の植物だと思ったら何となく気がめいってしまうものです。そんな時に手入れがしやすく、虫がわかず、長期旅行などにも出かけやすいハイドロカルチャー(水根栽培)の観葉植物があるととても便利で癒されます。
我が家のハイドロカルチャーの観葉植物は全部で3つありますが、全て5~8年と水だけで元気に長生きしていますし、2週間ほどの長期旅行の際も、枯れずに元気でいてくれました。個人的にハイドロカルチャーの観葉植物はサボテンを育てるより楽だと思います。
観葉植物が欲しいけど虫が湧くのが嫌な人、土の処分に困る人、気楽に長期旅行に行きたい人などには本当にお勧めなので、是非興味のある方は育ててみて下さい。