ワシントンDC語学学校4つの学校に行った話
これまで私がワシントンDC在住の3年半で4つの語学学校を転々とした話をしました。語学学校に通いだしたのは米国生活をしだしてからしばらくたってからのことでした。私自体もともと生活に支障のない程度の英語力はあった為あまり真剣に通うというよりはいろんなところに転々としながらお友達を作りたいな…という軽いノリで予算や時間と相談しながら学校を決めていました。
楽しかったのはダントツでGeorgetown University
この四つの中で一番楽しくて思い出に残り学費も高かったのがGeorgetown Universityの夏季語学学校です。ここでは世界中の国から来た老若男女と友達になれました。
バランスのよいEnglish Now
次に楽しくてコスパが良かったと思えたのはDC郊外のBethesdaという街のダウンタウンにあるEnglish Nowという語学学校でした。ここは個人指導の塾に近い雰囲気の語学学校です。この塾はワシントンDC特有なのか各国の外務省勤務の御家族なども多く国際色がとても豊かでした。
真剣に学びたいならKaplan
そして楽しさは余りないけれど勉強に重きを置いた教育だったのは世界中にあることで有名なKaplanのDC校でした。Kaplanは何故か自分のレベルよりおそらくずっと高いクラスに配属されてしまったため気楽に通うことができずとても大変でした。しかし当然ですが勉強にはなったと思います。
個人指導のBerlitz
最後に通ったのが今回感想を書こうかな?と思っているBerlitzです。
Berlitzを最後に選んだ理由は主人が昔日本で通ったことがあり、質が良いと思ったと言っていたので興味がわいたためです。唯一の個別指導ということもあり、自分に合ったカリキュラムを組んでくれるかな?と思い選びました。
当時はDC郊外のRockvilleという街にこのBerlitzはあったのですが今ネットで調べてみると見つからなかったのですでに閉校しているのかもしれません。アメリカのBerlitzも日本のそれと似ていて大きな予備校風というよりはこじんまりとした塾の様な校舎で授業が行われていました。
アメリカ人以外の職員だらけだったのにビックリ
私が印象的だったのは英語も上手だし発音も私がわかる範囲で問題が無かったのですが、講師が純粋なアメリカ人ではなかったことです。場所はアメリカで純粋なネイティブの人が周りに沢山いるのになぜか私が当たった教師は一人がイスラエル人で一人がドイツ人でした。しつこいようですが語学力には全く問題が無く発音にも文句がつけようのない二人だったのですが、イスラエル人の先生は高校生くらいの頃にアメリカに来たと言っていたし、ドイツ人の先生は大学からアメリカに来たと言っていました。
外国人にしかわからない英語の学び方もある
何となく日本人の感覚だといくら日本語がうまくても、例えば大学から日本に来たブラジル人がアメリカ人相手に東京で日本語の先生をするのは変な感じがします。周りにうじゃうじゃ日本人がいるのになぜ?と思うのです。しかし今回英語を完璧にマスターした外国人から英語を学んでみて多角的に言語を学ぶことができてこの学び方も悪くないなと思いました。イスラエル人の先生はイスラエルの話を交えたり自分がどういうステップで英語を習得していったか教えてくださいましたし、ドイツ人の先生はドイツ語と英語の文法の違いを雑談を交えながら教えてくれました。
英語を一から学んで上達していった人にしかわからないステップというのもあるのだとBerlitzでは感じました。特にこの先生が英語を習得した日本人であったならばお互い思わず日本語が出るというマイナス点も出てきますが、外国人であるためにあくまでコミュニケーションは英語で行うことができ、会話もスムーズで私がつまずいている場所もすぐに指摘してもらえました。
最後に
私はこれら4つの語学学校に通ったわけですがどれもそれぞれの良さがあったと思います。皆さんも語学学校を選ぶ際は自分の求めるものとその学校の持ち味を十分に比較検討して学校を決めてください。今回の経験談がその参考に少しでもなれば幸いです。