きくらげを食べ過ぎて胃痛になった話!
今日は夕飯にきくらげを食べ過ぎたことで胃痛をおこしてしまい、しばらく体調が悪く散々な思いをしたので、その話をしていきたいと思います。
初めは胃痛の原因がわからなかったのですが、色々調べていくうちにどうやら夕飯にきくらげを入れ過ぎてしまったことが原因の様だったので、きくらげを食べ過ぎるとこんなに体調が崩れちゃうよ、という注意喚起も兼ねてブログに残しておきたいなと思いました。
因みに原因は乾燥きくらげの戻しをしっかりしていなかったために、必要以上にきくらげを食べてしまい、また膨らみ足りなかったきくらげがお腹の水分を吸いすぎてPHバランスが崩れたのが原因で、胃痛がしたようでした。
乾燥きくらげを食べる際は私のように時短ですぐに戻さず、時間をかけてしっかりと戻して使うようにしてください。
また、白湯をゆっくり沢山飲むことで少し体調が回復したので、ベストな方法では無いかもしれませんが、胃痛になった方は試してみて下さい。
そもそもきくらげってどんな食べ物?
きくらげは栄養価の高いキノコです!
たまにきくらげが海藻か何かだと思っている人がいますが、きくらげは漢字で書くと木耳と書くように、れっきとしたキノコの一種です。
キノコ類には、多糖類のβ-グルカンが豊富ですが、きくらげは、そのキノコ類の中でも、β-グルカンの含有量がトップクラスで、免疫機能をつかさどるNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化したり、NK細胞の増殖を促進する物質を作るなど、免疫力をアップさせる作用があります。
また、きくらげにはビタミンDが豊富に含まれ、カルシウムやリンなどのミネラルの吸収を助けるため、免疫力や代謝がアップし、β-グルカンとビタミンDの相乗効果で、免疫力アップも期待できます。
また、きくらげに含まれる鉄分の量はレバーの3.5倍といわれており、ヘルシーな上に鉄分もしっかり摂れ、血液をきれいにし栄養を与える効能があり、貧血や冷え性の予防と改善に効果があります。
このようにきくらげは適量摂取するならば、とても栄養価が高く素晴らしい食材なのです。
きくらげには食物繊維が多い
また、沢山の栄養価と同時に、きくらげには豊富な食物繊維が含まれており、その量は食物繊維で有名なごぼうの3倍もあります。
特にきくらげには食物繊維の一種である不溶性食物繊維が含まれていて、満腹感を感じやすくダイエット効果と便秘改善効果・デトックス効果も期待できるのだそうです。
日本人は食物繊維が足りないと言われていますから、きくらげを摂取することでそれを補えるわけです。
食べ過ぎに注意!
食物繊維が原因で消化不良に!
食物繊維は適量ならば素晴らしい存在ですが、食べ過ぎると今回の私のように消化不良を起こす原因となってしまいます。
特に不溶性食物繊維は水に溶けにくく消化されにくいのが特徴で、過食したりよく噛まないで食べると消化不良になってしまい、胃痛や下痢を引き起こします。
また、不溶性食物繊維を摂取し過ぎると、カルシウムや鉄分、ビタミンなどの栄養素も排出してしまうため、食べる量には気を付けなければいけません。
きくらげとアレルギー
きくらげの食べ過ぎは胃痛や下痢だけでなく、アレルギーを引き起こす可能性もあります。
適量に食べる場合は大丈夫ですが、過食が続くとアレルギー物質が体内に蓄積されていき、アレルギー物質が一定量を超えると、アレルギー反応を起こしてしまいます。
アレルギー体質の人もそうでない人も、食べ過ぎにはやはり気を付ける必要があるわけです。
きくらげのベストな摂取量は?
食べ過ぎに気をつけなければいけないことがわかった一方で、きくらげのベストな量と言うのは大体どの位なのでしょうか?
食物繊維の1日の摂取量の目安は、男性が20gで女性が18gといわれています。
市販の乾燥きくらげでいうと、100gあたりに含まれる食物繊維量は約73gなので、きくらげ25gで約18gの食物繊維を摂取することになり、1日のきくらげの摂取量は25gくらいが良いのではないかと言うことが、何となく推測できます。
まとめ
いかがでしたか?
きくらげが栄養豊富で、免疫力をあげてくれる素晴らしい食材である一方、食べ過ぎると胃痛や下痢、消化不良の原因になること、最悪アレルギーを引き起こしてしまうリスクすらあることが、おわかりいただけたかと思います。
乾燥きくらげは特に、水を吸って7倍にも膨れるものであり、膨れ足りない状態で食べてしまうとお腹が痛くなる原因になってしまいます。
正直今回私はカナリお腹が痛くて気分が悪かったので、次回からは絶対に短時間戻しはしないように、真水に最低6時間はつけてから使用しようと心に誓いました。
また、私のように乾燥状態から水で戻し足り無いために胃痛をおこした場合と、アレルギーにより下痢を起こす場合があるので、少しでもアレルギーが疑われる場合は、必ず医者に相談するようにしましょう。