どの位の気温でどのような服装をするのが正しいのか?
最近暑い日と寒い日の寒暖差がずいぶんある気がします。日本は特に四季があるので、この日々の寒暖差には常に気を付けていないとふいに風邪をひいてしまったりします。
今回は温度にあった服装についていろいろと調べたのでまとめてみたいと思います。今日はどんな服を着ればいいのかな?と迷った時の参考にしていただければ幸いです。
天候が3℃以下の時の服装
気温が3℃以下になると、純粋に雪に対する対策が必要になってきます。もし雪が降らなくてもみぞれの様な冷たい冷たい雨が降る前提で、寒さ対策をする必要性が出てきます。最低でも冬物のコートは必要です。ダウンなどを着る人も多いのではないでしょうか?
寒さの体感は風の有る無しでも変わってきます。1m/sの風で約1℃体感気温が下がると言われています。沿岸の地域でもない限り街中の風速はせいぜい5~6m/sなのですが、それでも気温が5~6℃寒く感じます。手編みのセーターのように隙間があって風を通す素材を着るときは必ずその上に風邪を通さない素材の服を着ましょう。
因みに私がシカゴに住んでいた時はミシガン湖が歩いていける距離にあった為か、北から恐ろしく寒い風が吹き付け、体感温度を20度くらい下げていました。
天候が4℃~9℃の時の服装
この気温一桁というのは、寒く感じることは間違いない気温なので、インナーをユニクロのヒートテックの様な冬物素材にして常時寒さに対応できるようにしましょう。その上で、外出時は冬物の服+薄手のアウターぐらいが調度よいバランスになります。
この、薄手のアウターというのがポイントで、晴れの日などは、昼間だけ気温が上がることもあります。昼間少し暖かくなった時に脱げるというのが良いのです。寒暖差も考えてアウターは薄手のコートにする、これがこの気温の時のお勧めの服装になります。
10℃~15℃の服装
基本的に関東圏では11月頃からこのぐらいの気温になってきます。日中の気温が10~15℃ということで話を進めると、セーターやフリースなどやや暖かく感じる服がおすすです。
晴れて日中の気温が上がる場合、朝夕の一時的な寒さをしのぐためにカーディガンやパーカーなどの羽織もので調節したりしましょう。厚手のジャケットにマフラーで調節するのもいいかもしれません。
天候が16℃~20℃の時の服装
この気温は寒いというより、空気が少しヒンヤリするぐらいの気温です。寒いわけではないけれどもう暑さは感じない、服装に個人差が出てくる気温でもあります。
ビジネスマンならスーツがちょうど良いぐらい、制服でも冬服でちょうど良いぐらいの気温です。意外と期間的には短いのですが、春秋物の季節と考えていいでしょう。
20℃~25℃の時の服装
ズバリ、この気温がちょうど良い気温と言っても過言ではないでしょう。暑くもなく、寒くもなく快適そのものです。日中、日差しがあるのであれば、半袖もOKで、逆に雨や曇りで日差しがないなら長袖がちょうど良いでしょう。
この気温の場合は特に寒さ対策は無くても大丈夫です。あまり厚手になり過ぎないよう注意しましょう。
26℃以上の服装
25℃を超えると基本的に人は暑く感じます。
いつ25℃なのかにもよりますが、最高気温でぎりぎり25℃を超えるぐらいの時期、朝夕は15~20℃となるのが一般的です。人にもよりますが、寒さに強い人ならば朝晩半袖で過ごすことも可能ですし、寒がりの方なら薄い羽織ものを持って行くのがお勧めです。
それ以上、例えば最高気温が28℃ぐらいになってくると1日20℃以上となる地域が多くなってきます。このぐらいが半袖通勤の標準的な目安となります。
出発場所と旅行先の温度差があった時の服装
以前ブログで、30か国を旅した私のおすすめの持ち物と服装のコツ【一人旅&子連れ】、というタイトルで記事を書きました。私は独身の頃30か国近くを旅した経験があるのですが、その時の経験から旅の服装について記した記事です。
詳しい内容は下記を読んでいただいたらわかるので割愛しますが、基本的な方針としてはベースに南国用の薄着のセットがあって、行き先が寒くなるにつれ、薄手カーデガン1枚、薄手タートルネックセーター2枚、ジーンズ1本、ポケッタブルダウンコート1着、手袋1セット、ソックス3足と追加していく感じです。
この南国の服装→ダウンコートまでの順番で、出発地と到着地の気温がどの辺りにあるか調べ、荷物をなるべく合理的にコンパクトにしていくのが旅の服装のコツです。
確認すると便利な服装天気予報
服装を判断するために今まで解説してきただいたいの温度基準をできれば覚えてほしいのですが、どうしても無理だという人は服装天気予報を見るという手があります。服装天気予報には服装指数という適した服装を教えてくれる指標があります。
服装指数は、朝晩や日中の予想気温からどんな服装が適しているか提案するものです。純粋にこれだけ見て決めてしまうのではなく、お出かけする時間帯に合わせて調節できる服装にしましょう。上記に書いたように、風の強さによって体感温度が違ってきたりもしますし、人により暑さや寒さの感じ方が異なるため、あくまでひとつの目安とお考えください。下記にアドレスをはっておきますので参考にされる方は是非ご覧ください。
https://tenki.jp/indexes/dress/
まとめ
日本は四季があり、海に囲まれ山も有り、地形的に風も強く、気温の温暖差がとても激しい国です。また夏はクーラーが効きすぎていたり、冬は暖房で暑すぎたりと、現代社会ならではの温度に対する体調管理も必要になってきます。
上記の気温に対する服装を参考にし、是非丁度快適な服装をして出かけるようにしてみてください。コロナ禍でありながら、寒暖差の激しい今日この頃ですが、風邪などひかずに皆で頑張って乗り越えていきましょう。