やるべきベストな生活習慣はウォーキング
先日のブログで、一日8000歩あるく(そのうち20分は早歩きをする)習慣が健康のためにはベストであるという記事を書きました。
これは東京都健康長寿医療センター研究所の青栁 幸利先生の大規模研究により出た結論であり、20年以上にわたって、群馬県中之条町の65歳以上の住民5000人を対象に、運動量と病気との関連性を調査・研究して得た、中之条研究と呼ばれる大規模スタディで、とても信頼のおけるエビデンスです。
この研究から、歩くベストな時間帯も夕方であるとか、起床してすぐはベストではないとか色々わかったわけで、あとはその通りに歩けばいいだけなのですが、実際の所一番難しいのはこの歩くという行為を習慣化することだと私は思います。
ウォーキングが続かない理由は退屈だから?
ウォーキングを昔はやっていたとか、しようと考えたことはあるが実行に移していないという人は星の数ほどいらっしゃると思います。
逆に1年以上続けているという方はとても珍しいのではないでしょうか?
しかし健康効果は当然続けた人のみに現れるわけで、歩き続けなければそもそも意味がありません。
それでは何故ウォーキングは続きにくいのだろうか?と考えた時、私は、退屈だからじゃないかな?と感じました。
いつも頭の中が仕事のことなどでごちゃごちゃなのでウォーキングは頭の整理に良いとか、芸術家などが、インスピレーションを得るために歩いているとか、ただ歩くことが退屈にならない人は良いのですが、殆どの人はこれに退屈さを感じるものです。
よってウォーキングを続ける一番のコツは退屈ではなくさせることなのです。
好きなものとつなげてルーティーン化すると続く
私がウォーキングをするうえで最もお勧めなのは、何かを聞きながら歩くという行為です。
好きな音楽、好きなラジオ、好きな音声朗読、何でもよいですが、耳から何か情報を入れながら歩くことで、ただ歩くよりも時間を有意義に使え退屈さを感じなくなります。
Youtubeを聞きながら歩く習慣のある私
因みに私は毎朝、子供を学校に送った後50分ほど、ウォーキングをしているのですが、その時はこの時聞くためにためておいたYoutube番組を2倍速で聞きながら歩くようにしています。
2倍速である必要性は無いのですが、速度が速いと耳に集中できて、不思議と歩くことが苦にならなくなってくるのです。
また、音の速度が速いとなぜか歩くスピードものんびりとはならずに早くなる気がします。
Voicyや本の音声朗読もお勧め
Youtubeを聞く時は、画像を見なくとも理解できそうな配信者のもののみをまとめて聞くようにしていますが、その仕分けが面倒な場合はVoicyなどの音声学習アプリで好きな配信者の音声を聞いて学習するのもお勧めです。
また音声朗読ソフトも近年進化を遂げていて、以前のものよりずいぶん聞きやすくなっていますから、読みたい本を音声朗読するのもよいでしょう。
習慣は記録しよう!必ずアプリで歩数チェック
私はウォーキングだけではなく、自転車での移動距離やヨガでの運動時間などもアプリで記録しているのですが、あまり細かな記録が苦手な人であっても、歩数計のアプリくらいは入れて、自分の歩いた記録をつけることは忘れないようにしましょう。
習慣というのは日々の記録から長続きするものです。
少しサボりたい気分になった時も、もうあと少しで100日だし頑張ろう!とか、もう2年も続けてるんだしこのまま継続しよう、とか思えるのが継続を記録することのメリットだと私は思います。
他の運動をしたから大丈夫としない!
ウォーキングを続けていくうえで、注意するべきことは、ウォーキングを他の運動とひとくくりにしないことです。
例えば、今日は30分泳いだから30分の水泳は8000歩のウォーキングより消費カロリーも多いし今日は歩かないでよいだろう、などという判断は好ましくないということです。
勿論他の運動でクタクタになってしまって歩けない時は無理をすべきでは無いですが、一日全く歩いていないということは無いでしょうから、その日歩いた分はそれで記録しておき、なるべく1週間単位で平均8000歩に行くように調整してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
貴方がもう何年もただ歩くというルーティーンを続けられている方なら、何もせず歩くという行為が苦にならないタイプだと思われますので、今回のブログは読み流してください。
しかし、私のようにただ歩くという行為が続かない、退屈に感じてしまうという人は、是非何かを聞きながら歩くという習慣を身につけてみてはいかがでしょう?
語学の学習でも気分転換のお笑い番組でも何でも構いません、何か別のことと組み合わせて習慣化することでより一層強固にその習慣とは身につくものです。
人の五感の中で歩きながら何かをするのにベストなものは聞くことだと思うので、是非聞きながらウォーキングを生活に取り入れてみて下さい。