村上農園の豆苗について
そもそも豆苗とは?
最近スーパーでよくこの写真の豆苗を見かけるようになりました。
この豆苗は村上農園の植物工場でつくられている野菜で、エンドウ豆(グリンピース)の若葉になります。
この豆苗の最大のウリは、食べた後で栽培できるというところです!
この栽培過程が子供にとっては理科の勉強になるので個人的には知育食材としてもお勧めです。
豆苗の栄養価は?農薬は?
栄養豊富な豆苗は、豆類に多く含まれるタンパク質やビタミンB群と、葉物野菜に多く含まれるβカロテンやビタミンCなどの栄養をあわせ持つ、栄養バランスの良い緑黄色野菜です。
村上農園の豆苗は自社で種子生産から一貫管理しています。
植物工場で無農薬でつくっているから、放射能汚染の心配も少なく、いつでも旬、いつでも安全です。
参考:栄養豊富なえんどう豆の若菜 豆苗(とうみょう)|村上農園 の商品 (murakamifarm.com)
豆苗の収穫回数
実験の結果、水根栽培で食べれるのは2回目まで
我が家で実験を兼ねて週に一回豆苗をひとパック買って、食べで育てて、また食べて育てて…というのを何度か繰り返してみました。
まず豆苗の入るタッパーを用意し、上部を食べた豆苗を入れ、水を注ぎます。この時注意するポイントですが、豆苗を食べるとき、必ず次に伸びてくるわき芽の部分を残してカットすることが大切です。
あまり下の方ギリギリをカットすると、次に伸びてくるわき芽が無くなってしまい、伸びが悪くなってしまいます。
なるべくわき芽がたくさん残るようにカットしていき、二度目以降も同じようにしていきました。
実験結果として、食べて育てる一回目の水根栽培は問題なく大きな豆苗が育ちました。
しかし、二回目の水根栽培では、明らかに一回目より栄養が足りない感じの、少し元気のない豆苗が収穫されました。
三回目以降は、根っこや豆そのものも弱ってきて、豆の中の栄養はもう搾り取られてしまったのかな?という感じの育ち方でした。
結論として、食べれる豆苗は収穫二回目までが限度ということがわかりました。
育ちすぎると固くなるので注意
また、何度か育てていくうちに収穫のタイミングを見逃すときがあって、そういう時は豆苗が荒れ地の雑草のように大きく育っていってしまいます。
大きく育った豆苗は美味しいのかと言うと、残念ながら逆で、筋が通って茎が固く、とてもおいしく食べられる代物ではありません。
豆苗は必ず大きくなり過ぎないうちに収穫しましょう。
目安は店で買った時くらいに成長したころです。
三度目の収穫は土ならいけるという話もあり
水根栽培なら収穫二回が限度だと書きましたが、その後、土に植えるという方法もあるそうです。
豆苗はもともとエンドウ豆(グリンピース)の種ですから、土に植えてまた豆苗として食べるのもいいですし、そのまま育ててエンドウ豆として食べるのもまた豆苗の楽しみ方の一つになるでしょう。
お庭があったり、土での栽培が可能な方は是非チャレンジしてみてください。
まとめ
最近よくスーパーで見かける村上農園の豆苗は無農薬で栄養価も高く、食べた後で自宅で水根栽培できるということでとても人気です。
栽培するときはわき芽を残してカットすることを心掛けましょう。
(※)村上農園公式Youtubeわき芽を切らないカット方法の解説動画
また何度か実験した結果、栽培回数は水根栽培の場合は2回が限度です。
3回目以降の栽培にチャレンジしたい方は土に植え替えて栽培してみてください。再び収穫できるそうです。
豆苗はもともとエンドウ豆の種子なので、庭などがあって土で栽培できる環境のある方は、そのままエンドウ豆を栽培してしまうこともお勧めです。
とても栄養価が高く無農薬で美味しい豆苗、皆さんも是非日々の食生活に取り入れてみてください。