今話題のメタバース!超基本を解説
今日は知ってる人なら当然知ってる、世代によっては常識なんじゃないかな?と思うこのメタバースという言葉を解り易く、解説していきたいと思います。
余りに基本中の基本なんで、わかっている人は別のページに飛んじゃってください!
デジタルネイティブの子には常識でも、私の様なアラフォー世代には知らないことは結構沢山有ります。
私はゲームも何もしない身なので、仮想通貨に興味を持ちたての頃はこれらのカタカナ用語の意味が分からずちんぷんかんぷんでした。
そんな昔の自分のような、ママ友や親世代に解説するように、丁寧に話していけたらと思います。
今話題のメタバースって何?
メタバースの名前の由来は?
最近Facebookが社名をメタに変更したことは地上波ニュースでも放送していたので、イマドキのものに疎い人でもどこかで耳にしたのではないでしょうか?
ズバリ、Facebookのメタも、このメタバースから取った名前だと言われています。
簡単に言うと、メタバースとは、インターネットで共有される仮想空間や仮想世界を提供するサービスの総称のことで、英語の「超(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語です。
メタバースではブロックチェーン技術が使われている
このメタバース上では、ブロックチェーン※の技術が用いられており、昨今のトレンドと言っても過言ではないでしょう。
ブロックチェーンの細かな説明は以前ブログで書いたので今回は割愛しますが、簡単に説明すると、皆が同じコピーを持つ分散型台帳と言われる、ズルができない記録システムのことです。
(※ブロックチェーンについては以下のブログで初心者向けに詳しく解説しています。)
ビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)にはこのブロックチェーン技術が使われているのですが、メタバース上では仮想通貨(暗号資産)を用いて、仮想の土地や資産を、取引することが可能になっていることが特徴です。
あつまれどうぶつの森もメタバース!
こうやってメタバースを説明していくと、少し難しい感じがしますが、例えば任天堂の「あつまれどうぶつの森」などもメタバースだと定義することができます。
メタバースというと、何か難しい言葉のように思うかもしれませんが、ゲームユーザーはずっと前から、仮想空間に居る存在であり、最近そこに注目が集まり始めた、というのが正しいのかもしれません。
そして今、ゲーム以外の活用にも広がることで、多くの投資が集まり、技術の開発が進んでいる分野となっています。
現在「メタバース」が非常に注目を集めているのは、VR端末や技術の進歩、さらにはNFT※(替えの利かないデジタル資産)と呼ばれるブロックチェーン技術を活用したデジタルアイテムの取引の可能性により、「メタバース」が現実世界同様のもう一つの「世界」になる可能性が見えてきているからです。
(※NFTについては以下のブログで初心者向けに解説しています。)
去年話題になった映画「竜とそばかすの姫」もメタバース
私も娘と見に行って、感想を以前ブログに書きましたが、去年公開されて話題となった映画「竜とそばかすの姫」などは典型的なメタバース空間を題材にした映画です。
細田監督の過去作「サマーウォーズ」が描いているのも、まさにメタバース的世界と言えるでしょう。
興味のある方や、イメージをつけて見たい方はまずここら辺から目を通してみると良いかもしれません。
まとめ
メタバースというと何だか得体のしれない難しい物の様な気がしますが、VR端末や技術の進歩、NFTなどブロックチェーン技術を活用したデジタルアイテムの取引の可能性により、注目されだした、現実世界同様のもう一つの世界と考えてみるとわかりやすいでしょう。
仮想通貨を支えるブロックチェーン技術により、現実世界を超えたコミュニケーションや経済活動が、仮想空間で実現できるようになり、このメタバースが世界中でトレンドになっているのです。
新大陸の発見時のように、仮想空間の真っ新な土地に街ができていき、そこの土地が値上がりしたりしているのです。
なんだか不思議ですよね。
インターネットが世に出てきた頃以来の新しい世界の流れだという人もいるこのメタバース、インターネットが世に出だした頃私はまだ高校生から大学生くらいだったのですが、そのころ40~50代だった親世代は現在、若者同様さくさくネットを使いこなせる人と、全く今でもちんぷんかんぷんで生きている人に二分されます。
若者の新しいものはわからないと、耳を閉ざすのじゃなくて、いくつになっても世界がどのように動いているのか?十分に理解できる大人でいたいものです。