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アメリカ生活

子供は何歳までサンタを信じる?日本とアメリカで何故年齢差が出るの?

貴方はいつまでサンタクロースを信じていましたか?

実際子供はいつまでサンタクロースを信じているものなのでしょうか?私はアメリカに住んでいた際、何となくの肌感覚で日本よりアメリカの方がサンタを信じている子供が多かったように感じたので、実際はどうなのだろうと色々とデータを調べてみました。

アフラック サンタクロースはいつまで調査データ

引用:アフラック「クリスマスに関する意識調査」

 

上記は以前アフラックが取ったアンケート結果です。日本は小学4年生(10歳)までサンタクロースを信じていた子供の人数が全体の42.9%なのに対し、下記の米国のデータグラフではアメリカは10歳までサンタを信じていたという子供の人数が全体の61%にものぼります。

 

引用元:How old is too old to believe in Santa Claus? | YouGov

なぜ日本と米国の子供はサンタを信じる年齢が違うの?

この2つの国の子供たちの違いは一体どこから来るのでしょう?サンタクロースを信じなくなってしまった年齢がなぜ日本の方が低いのでしょうか?このことについて考察してみました。おそらく大きく分けて3つの理由があると推察されます。

一つ目の理由

まず一つ目の理由が、アメリカには本物そっくりすぎる?サンタクロースがあちこちに出てくることです。クリスマスの時期になるとアメリカのショッピングモールではしょっちゅうサンタとの写真撮影会なるものが開催されます。日本では見かけたことのないようなハイクオリティのサンタが出没するのです。娘の幼稚園にもサンタが遊びに来て一緒に写真を撮ったのですが、やはり日本のサンタとサンタレベルが違います。見た目が文句なしにサンタなのです。

シカゴのクリスマス前のサンクスギビングパレードでは地元の高校の全米トップの合唱団やディズニーチャンネルのスターなどそうそうたるメンバーが行進するのですが、フェスティバルの最後を飾るのは選び抜かれた一人のサンタクロースです。そのサンタはそれはそれは立派なソリに乗り綺麗な何頭ものトナカイとともにフェスの最後を駆け抜けます。サンタが近づくと小さな鈴の音がだんだん大きくなり、人々は声を合わせてSanta Claus!!! と叫ぶのです。大人が見てもとても幻想的でそのまま空に飛んで行ってしまいそうに見えます。

二つ目の理由

二つ目の理由が、子供の自立具合の差だと思います。誤解を恐れずに言えば、私はアメリカの子供は日本の子供より子供らしい時期が長く、大人になりだすと日本の子供より速いスピードで大人になってしまう感じがします。これは完全に私の意見なので賛否両論だと思いますが、何故そう思うかと言うと、アメリカは治安の問題もあり子供は日本のように一人で自由に出歩くことはできません。日本のように7歳の子供が自分で電車に乗って塾や学校に行くなんてありえない行動なのです。早い時期から自分で歩いて学校に行ったりお小遣いをもってお買い物に行ったり、日本の子供はそういう意味でとても自立しているのです。しかし一旦15歳くらいになるとアメリカの子供は凄い勢いで大人になっていきます。州によっては運転免許も取れますし、あらゆることを自分で行えるようになるのです。

正直私は日本の子供は子供らしくいられる時期がもっと長くてもいいのにな?と思うときがあります。日本は子供がお利口であることが求められすぎるので、意図せずに子供は早熟になっていきます。サンタを信じる年齢が低いのもそんな子供が子供でいられないお国柄が関係しているように思います。

三つ目の理由

最後に三つ目の理由ですが、上であげたフェスティバルに見られるように、アメリカでは日本よりも国や地域をあげて盛大にサンタクロースを盛り上げています。

皆さんはNORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)をご存じですか?NORADはアメリカとカナダの共同連合防衛組織で北米での航空や宇宙に関して、観測または危険の早期発見を目的として設置されています。24時間体制で人工衛星の状況の観測、地球上の核ミサイル・弾道ミサイルの発射警戒や、戦略爆撃機の動向監視などを行っている大規模な組織です。このNORADでは毎年NORAD Tracks Santaとして、サンタを追跡しているのです。イブになると、サンタクロースの出発をレーダーで確認、その飛行を偵察衛星とイージス艦とサンタカメラネットワークで追跡し、戦闘機をカナダのユーコンからメキシコシティまで飛ばして、アメリカの領域内にいるサンタを追跡するのです。これらの情報を提供するために、多くの軍事スタッフや民間人職員らがボランティアとして、メールや電話等の応対を務めています。

このようにアメリカではサンタクロースに対する関心っぷりが日本のそれとは全然違うのです。

アメリカで育ったうちの娘は・・・

私の娘はどちらかと言うと同年齢の子供より大人っぽい方の子供ですが、そんな彼女もアメリカで幼少期を過ごしたためか、日本の子供より強くサンタクロースを信じている期間が長く見えました。日本に帰っても毎年NORD Tracks Santaのホームページにアクセスして、サンタが近づいてきたら急いでベッドにもぐりこんでいました。NORD Tracks Santaは現在日本語にも訳されてこちらのHPから見ることができます。 AI-Aviation HP – NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)サンタ追跡 (NORAD Tracks Santa) (bent.jp)

サンタクロースは勿論日本にも来ますし、NORD Track Santaにアクセスすると結構リアルにサンタが近づいてくるので、寝ないとサンタが通り過ぎてしまうよ!!!と言って子供を寝かしつけるには最適のツールです。興味のある方はぜひ使ってみてください。

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アラフォー理系ママです。化粧品、美容医療、ダイエット、サプリメント、食、ファッション、旅、教育、その他お得情報etcを体験談やデータに基づき比較検証しながら日記形式で気楽につづっています。橋本病(甲状腺機能低下症)を持病に持ちながら、前向きに健康と美を追究しています。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています
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