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その他教育

TVの無い我が家で育った小1の息子 受動的情報収集の危険性について

英語学習を理由にテレビを購入しなかった我が家

我が家にはTVがありません。以前子供の英語教育の記事でも書きましたが、TVを置かないことにした一番の理由はアメリカから帰国した際上の子がまだ幼稚園児だったため日本語のTVを受動的に見続けることで英語力が落ちるのを懸念したためです。この時映像の娯楽を全面的にシャッタアウトしたのではなく、インターネットを通じて欧米の娯楽を英語で見せることで英語力の維持を図りました。初めはこのTV無し対策を上の子のためにしたのですが、この時赤ちゃんだった下の子はそのままTVの無い我が家でTVを見ることなく育ちました。この欧米の動画だけを見て育った息子が驚くほど流ちょうな英語をしゃべる少年に育ったことも以前記事に書きました。

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TVは要らないとNHKの人に言ってのけた息子

TVが無いので当然NHKの受信料は払っていないのですがNHKさんは信じてないのかそのうち買うと思っているのかいつも定期的に受信料徴収にいらっしゃいます。何回も来てもらっては悪いので家の中をチェックしてもらってもいいと言ったのですが、それは規約上できないのでと断られ、何度も何度も確認に来ます。先日NHKさんがいらっしゃったとき偶然小1の息子が帰宅したのですが、私と話をしているNHKさんに向かって、「うちにはTVは無いよ。買ってあげてもいいってママは言ったけど僕はTVは嫌いだからいらないって言ったの。」と答えました。子供に言われて本当に無いのだとようやく理解したのかNHKさんは深々と頭を下げて撤退していきました。

TVが無いのってそんなに変?子はTVを欲しがらない

日本人はどうしてここまでTVがあって当然だと思っているのでしょう?NHKさんの態度から見てTVが無いなんて言っている奴は皆嘘をついていると考えているようにしか見えません。TVを置いていないというと変な宗教でも入っている人かのような目で見られることも少なくありませんし、教育のためだというとよほどひどい教育ママだと思われている気がします。しかし私は息子の言ったように娘の中学受験が終わった時にもう受験も終わったし英語力も下がらないだろうと考えて、東京オリンピックも始まるし、そろそろTVを買おうか?と提案したのですが、娘も息子もいらないと言います。TVの良さがわからないというのです。

TVとネット動画の違い

TVが問題視されるのは映像を見続けるのが問題なんだろう?TVが無くてもインターネットでTV番組を見てるのならおなじじゃないかとおっしゃる方もいらっしゃると思います。私も初めはそう思っていました。もともとTVを完全に否定して除外したわけではなかった為、この違いはやってみて気づいたのですが、TVを見ることととインターネットで動画を見ることは明らかに違います。TVは受動的情報収集でありインターネットは能動的情報収集なのです。

能動的情報収集であるインターネット

TVの無い我が家で育っておきながら息子も娘も驚くほど日本や海外の流行に敏感で詳しかったりします。流行りのドラマやアニメや音楽は普通にネットで見ることができますし、ネットでアンテナを張ることで日本のメディアだけの影響下に置かれずに海外の考え方や流行も取り入れることができます。TVはTV番組の時間にこちらが合わせなければいけないしCMも容赦なく見る時間を取られるので合理性に欠けます。見たいものを見れるとは限らないし気になる情報を収集するためにつけっぱなしにするのも電気代の無駄で何より時間の無駄です。しかしネットで見ることになれると映像娯楽は全て自分主体のスケジュールの中に上手に組み入れることができます。

私はYoutubeで毎日いくつかの株情報チャンネル、本要約チャンネル、文献要約チャンネル、などの教育系チャンネルを見たり、純粋な娯楽チャンネルを見たりしますが、教育系チャンネルは情報収集が目的なので2倍速で聞いています。また効率を上げるために家事をしながら聞いたりもしています。小1の息子はまだまだ自分で動画を見る時間の調整などはできていないのですが、公文の宿題をしたらYoutubeを見ても良いなど制約をつけるとわかりやすく勉強効率が上がります。自分はまず宿題をする、その後で動画を見る、というふうに能動的に映像系娯楽を取り入れることで自分主体で物事を進めていくことができるのです。

中学生の姉などは私が注意することなど何もないというほどに上手に能動的情報収集をします。自分で好きな教育系Youtuberを見つけてきて勉強効率化のヒントなどを探ったり、時間を決めて国内外の流行りのドラマや音楽を聴いたり、テスト前などはスマホを見れる時間を設定して、それ以外の時間自分がスマホに時間を奪われないようにスマホを私に管理してくれと渡してきたりします。幼稚園の頃からずっと能動的に動画を見たりすることに慣れている彼女は見たいものだけを選んでサクッと見るという時間の使い方に慣れているのです。

まとめ

TVの無い生活をして早7年、0歳の息子は7歳になり、6歳だった娘は13歳になりました。しかしこの7年間でTVの無いことのデメリットは何一つありませんでした。子供の英語力は上昇し、親子ともに能動的情報収集力が上がり時間をコントロールできるようになりました。NHKの受信料も当然払わなくてよいので家計にも優しいです。

TVにこだわっているのは親世代でありデジタルネイティブの子供たちにとってTVは本当にオワコンなのかもしれません。少しづつTVをつける時間を減らして、できるならば処分してしまうことをお勧めします。困ることは何一つないからです。

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Moya
アラフォー理系ママです。化粧品、美容医療、ダイエット、サプリメント、食、ファッション、旅、教育、その他お得情報etcを体験談やデータに基づき比較検証しながら日記形式で気楽につづっています。橋本病(甲状腺機能低下症)を持病に持ちながら、前向きに健康と美を追究しています。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています
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