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料理や食と化学の話

温めスパイス、ヒハツの効果効能副作用、ヒハツモドキとの違いなど

体を温める注目スパイス、ヒハツって知ってる?

ヒハツは、東南アジアに分布するコショウ科の植物で蔓性の常緑木本です。ナガコショウ、ロングペッパーとも呼ばれています。胡椒科のスパイスであり、2400年前から薬剤として存在してきました。中国では漢方として、インドの伝統医学アーユルヴェーダでは、昔から体の冷えをとり、長寿を促すものとしてもっともよく使われている薬草のひとつでもあります。

最近ヒハツが話題?

理学博士・鍼灸師・全国冷え性研究所所長・柔道整復師の肩書きをもつ山口勝利氏著の「死ぬまで元気でいたければとにかく内臓を温めなさい」(監修 井上宏一 医師/アスコム)の中でも話題となったヒハツは、内臓を温めることのできるスパイスです。最近この本の影響や、温活ブームの波に乗り、ヒハツがじわじわと知名度を上げてきています。

日本で有名な内臓を温める食べ物と言えば生姜や唐辛子ですが、この二つは味に強い癖を持っています。一方でヒハツはこれらに比べて比較的癖のない味であり、料理に使うのではなく食べる直前に香辛料として使うことができる手軽さも相まって、最近認知度を上げてきているスパイスです。

生姜より高い効能?ヒハツはサプリで取る?料理に使う?

ヒハツの最も簡単な取り方は食事にかけて食べることです。サプリで取る人もいますが、ヒハツは普通に香辛料として優秀なので、できれば日頃からヒハツを使いその味に慣れることがヒハツを日常使いするための最も簡単な近道でしょう。

ヒハツはその味の特徴から、東南アジア系の料理や中華料理によく合います。何にかけたらよいのかわからないという人は、とりあえず手あたり次第かけてみて味の変化を楽しむのが一番のお勧めです。

ヒハツの効能

ヒハツは昔から薬に使われていたくらいですから、様々な効果があることで知られています。有名なもので言うと以下の様な効能があります。

  • 体を温める効果
  • 浮腫みの改善
  • 高血圧の改善
  • 肌や髪の毛が美しくなる
  • 新陳代謝の活性化
  • 健胃作用

これらの効能は、ヒハツを毎日生活に取り入れていくことで徐々に感じることができる効果だと言われています。

取り過ぎると副作用がある?

ヒハツは漢方では薬として扱われるほど刺激の強い香辛料です。その分抜群の内臓温め効果を持つのですが、勿論取り過ぎは良くありません。ベストな摂取量の目安は1日たった1グラム、小さじ1/2程度で十分だそうです。

過剰摂取をすると消化器系がトラブルを起こしてしまい、下痢や腹痛や胃痛のもとになるので、個人差はありますが、なるべくかけ過ぎないように注意しましょう。

ヒハツとヒハツモドキの違い

ヒハツとよく混乱されて話題になるのがヒハツモドキです。この二つは成分的な違いこそあれど、スパイスの特徴としてもほぼ差が無く、効能も同じである為ほとんど区別されていないのが現状です。地域によってはヒハツモドキも単にヒハツと呼んでいてりして、名前はモドキとつきますが、ほぼ変わらないという認識で構わないようです。

ヒハツモドキは主に東南アジアや沖縄などで使われ、島胡椒とかピパーチとか呼ばれています。沖縄では名物のソーキそばにかけることでも知られています。

まとめ

いかがでしたか?今回は今話題の内臓温め香辛料である、ヒハツの効果や効能について詳しく語ってみました。

ヒハツとヒハツモドキとの違いはほぼ無いこと、気軽に香辛料として色んなものにかけれるのがヒハツがお勧めされる一番の理由であることなどがわかっていただけたかと思います。

ヒハツはS&Bなどでも普通に売っているので近くのスーパーに無くてもネットで気軽に買うことができますし、故障の代わりにかけるイメージで使えば結構なんにでも合う香辛料だと私は思います。

もし、どうしてもヒハツの香辛料としての味が好みでない方は、サプリとしてとってみるのもよいかもしれません。日々内臓を温めていくことで、体を大切にいたわってあげたいものですね。

ABOUT ME
Moya
アラフォー理系ママです。化粧品、美容医療、ダイエット、サプリメント、食、ファッション、旅、教育、その他お得情報etcを体験談やデータに基づき比較検証しながら日記形式で気楽につづっています。橋本病(甲状腺機能低下症)を持病に持ちながら、前向きに健康と美を追究しています。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています
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