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セントラルのタイチャレ・私が幼児期からの体操教室を勧めるわけ

体操を習うなら幼児期からがお勧め

うちの息子はセントラルスポーツクラブに通っています。以前セントラルスポーツクラブの水泳テストのスイチャレについて記事にしました。

スイチャレで級が上がれる裏技 セントラルスポーツ水泳教室進級テストセントラルスポーツ水泳教室のスイチャレという仕組み うちの息子はセントラルスポーツクラブの水泳教室に通っています。セントラルスポー...

息子は3歳ころからセントラルスポーツでは水泳に加えて体操も習っています。月謝に地域差があるかはわかりませんが、彼の通うセントラルでは週一回の水泳や体操は月謝が8,200円(税込み9020円)であるのに対し、水泳一回体操一回、合計2回のミックスコースにすると11,300円(税込み12430円)となり、二つ目のスポーツの月謝にお得感が出てくることから、初めは何も考えずにこのミックスコースを選択しました。

もともと習わせたかったのは水泳だったのですが、このついでに習わせた体操がことのほかよかったので記事を書きたいと思いました。特に体操教室は幼児期から習わせることに意味があると感じたので、その理由を以下説明していきたいと思います。

幼児期から体操を習うのがお勧めな理由

体が小さいうちが断然体操には有利

私も主人も長身なのですが、その為か娘は小学校に上がる頃には130㎝超えの長身でした。彼女が育ったアメリカでは140㎝超えの6歳児なども普通にいたので、特に体の大きさは意識していなかったのですが、日本でアメリカには無い体操という授業に出会い、年齢以上に大きな体でいきなり体操をする難しさを、彼女は痛感しているようでした。

娘は運動神経は悪くないのですが、こと体操に関しては倒立やら側転やらその長すぎる手足のためかとても苦労していました。私も同じように苦労したからわかります。体が大きい人にとって体操は結構大変なのです。

一方で、3歳から体操を始めた息子は、倒立前転もロンダートも難無くこなします。体が小さいと、こけて失敗しても衝撃が軽く物理的にも安全なのです。

失敗経験が無いうちに挑戦することで恐怖心無くできる

また、体が小さいうちに体操をすることがお勧めな理由は他にもあります。3歳から体操を始めた息子には当然ですが、やってできなかったという失敗経験がありません。ですから出来なかったら恥ずかしいとか、できるかどうか緊張するとか、失敗したら痛いかもしれないから怖いとかの感情がほぼ無かったのです。

日本に本帰国するまで、跳び箱もマット運動も鉄棒も縄跳びもやったことが無かった娘は、全ての体操競技において大変緊張しているようでした。緊張は恐怖心につながり、初めの一歩を踏み出す勢いを弱めてしまいます。

失敗経験の無いうちに勢いでやってマスターしてしまう、その為には早め早めの経験が有利になるのです。

協調性を身につけることができる

息子は3年保育でいう年少さんの頃に、一年間オールイングリッシュのインターナショナル幼稚園に通い年中さんの歳から2年保育の幼稚園に通わせて放課後にインターナショナル幼稚園のアフターキンダーコースに通うという幼児期を過ごしました。

インターナショナル幼稚園ということもあり、自立性や独創性は伸ばしやすい環境だったのですが、日本の幼稚園のようにしっかりとした協調性を身につけるのは困難でした。

そんな中通った体操教室が協調性を身につけるうえでベストな場所だったように思います。集団でレッスンを行う時には先生の話を聞いたうえで実際のレッスンが行われます。自分の順番が来るまで待って、ルールを守ってレッスンをしなければいけません。自分勝手にウロウロすることなどできませんし規律を守る必要性を学べるのです。

幼少期は運動神経が発達する時期

最も運動神経が発達するのは3歳から4歳、10歳でほぼ完成

神経系の発達は生まれた直後からめざましく発達し3~4歳を経て5歳くらいでほぼ大人の80%にまで出来上がります。そして10歳くらいで100%に近づきます。特にこの時期は自分の体を思った通りにコントロールする運動神経と言われる能力が発達します。

因みに筋力と心肺機能が著しく発達するのは思春期以降なので、幼児期には筋トレや、息を切らして走り込むようなマラソントレーニングは適しません。

体操教室はカリキュラムに沿って学べる

どんな体操教室にもカリキュラムはあると思うのですが、息子の通うセントラルスポーツクラブでは水泳のスイチャレと同様に体操にもタイチャレと呼ばれるものがあります。

タイチャレはスイチャレ同様細かなステップに分かれ、一つ一つ段階を経てマスターすることで最後は大技に挑戦できるような流れになっています。

一つのステップを合格するごとにバッジが貰え級が上がっていくので、子供のやる気アップにつながり、目的意識をもって取り組めるようになっているのです。

水泳か体操か?両方無理なら体操→水泳がお勧め

前述したように運動神経の発達は幼児期(とくに3~4歳)が最も促進されます。水泳や球技等の専門的スポーツは小学校に入ってからでも良いのですが、幼児期には初歩・基礎的運動トレーニングが必要であるとされます。

もし費用や時間の問題で体操も水泳も習わせたいけれど同時には無理な方がいらっしゃったら、運動神経が発達する幼児期に体操教室に通わせ、小学校入学位の学童期から水泳を習わせるとよいかもしれません。

水泳もあまり小さい子と一緒に泳ぐのは子供も恥ずかしいと思いますから、できれば小学校入学時期にはスタートするのがよいでしょう。

まとめ

幼児期の運動系の習い事は沢山あるので何にしようか迷う人も多いと思います。幼少期は神経回路の発達する時期であることから、技術的な運動や鍛練的な運動では無く、運動神経を発達させることを目的にした習い事を選ぶのがお勧めです。

そのような意味からも体操は幼少期に運動神経を伸ばすのに向いた習い事と言えます。幼少期は体が小さいので失敗して倒れたり転んだりしても衝撃が小さく、物理的にも体操に向いた時期と言えます。

幼少期から体操を習うことであらゆる運動に対する苦手意識も持たずに自己肯定感も高く育つことができます。まだ小さいお子さんで習い事を何にしようか迷っている方は是非体操を選択肢に入れてみてください。

【追記】最近調査して書いた記事ですが、私の何となくの見解が当たっていたのか?人のバランス感覚というものは遺伝的な要因を比較的受けにくく、環境要因の影響をうけやすいもののようです。つまり幼少期に努力することで伸びやすい分野になります。詳しくはこの記事にまとめています。

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