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英語教育

ジョージタウン大学Georgetown Uni 夏の語学学校2

ジョージタウン大学の夏の語学学校

私はワシントンDCに住んでいるときジョージタウン大学の夏の語学学校に参加しました。前回そのことについて書いたので今回はその続きを書きたいと思います。

ジョージタウン大学Georgetown Uni 夏の語学学校1ジョージタウン大学の夏季語学学校に参加した話 私が夫の駐在でアメリカに住んでいた話は以前しましたが、最初の駐在先はワシントンD...

私が学生をしている間、娘は延長保育に参加

私がジョージタウン大学に通うようになって子供は少し早く幼稚園に行くようになりました。子供の通う幼稚園は朝と午後の延長保育があり、いつも朝7時から9時の間がドロップオフの時間で3時から5時がピックアップの時間でした。いつもは9時~3時で通っていたのですが、朝7時に行くようになって朝ごはんも提供されるのが楽しいらしく、今日は先生とパンケーキを焼いたとかチョコレートソースをかけ過ぎたとか嬉しそうに話していました。子供が楽しく幼稚園に行ってくれるおかげで私も大学を楽しめるのだな…と前回話した韓国人夫婦のお子さんのことを思い出しながら、つくづくと感じました。

10年ぶりの大学生

久しぶりの大学生活は外国と言うことも重なってとても新鮮なものでした。学内のすべての施設を使えるようにと学校側から身分証と称して学生証を発行されました。これは本当に驚いたのですが夏のサマースクールの学生のはずなのに何処にも夏のみとか講習生とか書いておらず、使用期限が4年後と書いてある正真正銘の学生証を発行されたのです。アメリカらしいというか適当と言うか日本人から見たらビックリです。

中東の学生がリッチすぎてビックリ

以前話したようにサマースクールには世界各国からの学生が来ていました。結構高い学費だったので裕福な人が多かったのですが、特に驚いたのは中東の人たちです。本当に全くと言っていいほど英語ができておらず、おそらく日本の平均的中学生以下レベル?でほぼ9割が最下位のクラスに在籍していました。しかしUAE(アラブ首長国連邦)の子が月に4000ドル、サウジアラビアの子が月に2000ドル国から補助があるというのです。補助を申請するのに英語レベルは問われないそうで、行きたければ誰でも行けるというのです。当然学習意欲は低く、英語ができないので中東の人たちだけで固まっています。ラマダンなど特殊な日は特に集団行動をしていて、湧き出る石油の金で勉強する気もないのに留学なんかして!と、ヨーロッパ系の子が露骨に嫌がっているのが印象的でした。

多国籍な人間関係

人間関係と世界情勢

面白いことに中東系の男性は皆一律に最下位クラスで学習意欲が全く感じられなかったのですが、女性は数人だけ勤勉な子がいました。私はその中の一人の歯科医師をしている女の子に良く話しかけていました。私のクラスには私とタイ人、スロバキア人、イラン人、そのサウジアラビア人歯科医師の5人の女性がいました。私とタイ人の女の子は全員と話をするのですが、スロバキア人とイラン人の二人はサウジアラビア人の彼女と口をきこうとしませんでした。彼女を嫌っているというのではなく、中東の人と関わりたくないという態度のように見えました。また印象的だったのは日本人にはイメージがつきにくいかもしれないのですが、イラン人の彼女がイランは中東ではない…あんなのと一緒にしないでね!とあらかじめ言ってきたことです。イラン人はアラブ系と一緒くたにされるのが本当に嫌なのだそうです。

こうも多国籍だと日ごろ気にしていなかった世界情勢が垣間見れるようです。因みに今でも深い交流があるのはタイ人の子のみでスロバキア人の子はFacebookのみのつながり、サウジアラビア人の子はFacebookもしていなかったし、イラン人の子などは世にも不思議な消え方をして私のFacebookからいなくなりました。

不思議な消え方をしたイラン人女性

私は半分冗談半分本気でこのイラン人の彼女をスパイなのでは?と思っています。

それは主に理由が3つあって、一つ目は彼女の語学留学の強い理由が存在しない感じだったこと…彼女は40代で英語は十分流暢だったのに、とりあえず学生でいるために学校に入った感じにみえたことです。渡米した理由も謎でしたし、国に帰らず米国に住み着くすべを探しているように見えました。学生ビザで入国して住みつくというのはよくある話に聞こえますが、前述したように他の語学学校に比べてこの語学講習はとりあえず受けるには高額すぎます。でも彼女の身なりは決して裕福には見えませんでした。

二つ目の理由は、彼女は前職は美術館のキュレーターだと言っていたのに有名な近代芸術家を知らなかったし、私が美術が好きで美術の話をしても全く興味が無さげだったのです。しかもいつもめったやたら米国籍の独身男性を紹介してくれと言ってきました。

そして極めつけの三つ目の理由が、ある日気づくと私のFacebookの友達欄からいなくなっており、気付くと別名、別プロフィール、顔写真が黒猫の人になっていたのです。私がなぜ彼女がその黒猫かと気づいたかというと、一年ほど前に彼女が私の投稿に書いてくれていたコメントが黒猫になっていたのです。それにしてもプロフィールがあまりに違います。当然前職キュレーターでもなくなっています。私がシラッと、久しぶりー♪顔写真黒猫にしたの?と聞くと、ああうん、そうよ…久しぶり。と短くレスをくれたのですが、何と次の日にFacebookからドロンしてしまったのです。

何とも不思議な話です。ワシントンDCは世界一スパイが多いという話を聞くたびに私は彼女を絡めて妄想してしまいます。そんな不思議な交友関係も含めて私の大切な夏の思い出です。

ABOUT ME
Moya
アラフォー理系ママです。化粧品、美容医療、ダイエット、サプリメント、食、ファッション、旅、教育、その他お得情報etcを体験談やデータに基づき比較検証しながら日記形式で気楽につづっています。橋本病(甲状腺機能低下症)を持病に持ちながら、前向きに健康と美を追究しています。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています
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