プーケットのインターナショナルスクール
前回夏休みの親子留学先をプーケットのブリティシュスクール(BISP)に決めたところまでの話をしました。
ネットで予約完結するBritish International School Phuket
このブリティッシュスクールの素晴らしいところは通常なら留学会社を通さなければ難しいようなキチンとしたIB(バカロレア認定校)でありながらインターネットによるサマーキャンプ参加を一週間単位で受け付けているところです。下記ホームページから価格とスケジュールを拾ってきたので見てみてください。
Pricing(費用)
No. of Weeks | Day Students | Full Camp |
---|---|---|
1 Week: | 18 000 THB | 24 000 THB |
2 Weeks: | 35 500 THB | 48 500 THB |
3 Weeks: | 52 500 THB | 72 000 THB |
4 Weeks: | 69 000 THB | 95 000 THB |
Daily Routine (Monday – Friday)(時間割)
Time | Event |
---|---|
07:00 | Wake up |
07:20 | Roll Call |
07:30 | Breakfast |
08:30 | Day students arrive |
08:30 | Session starts: English, Adventure Sports, Acrobatic Arts, Swimming, Football |
10:00 | Break with snack provided |
12:00 | Lunch and relaxation time |
13:30 | Afternoon Activities |
15:00 | Afternoon break with snack for on-site activities |
17:00 | Dinner and relaxation time |
18:00 | Day students go home |
18:30 | Evening activity |
20:30 | Lights out |
引用元 https://www.bisphuket.ac.th/summer
以上を見ていただいてもわかると思うのですが日本のブリティッシュスクールに比べて格安です。またクリックしてサイトに飛んでいただいたら見れますが日本のブリティッシュスクールとは比べ物にならない設備です。この学校は簡単に言うと欧米によくみられるようなボーディングスクールと呼ばれるもので規模の大きな寄宿舎付きの学校になります。
寮生活と日帰りを選択できる
寮生活に挑戦
親が送迎するタイプのDAY STUDENT(日帰り)とFULL CAMP(寮生活)の二種類が選べるのですが我が家は寮生活の方を選びました。理由は二つあって一つ目はプーケットはタクシー代がタイの中でも突出して高く、先進国並みです。スクールは観光地のど真ん中にあるわけでは無いので日帰りなら毎回送迎しなくてはならず、タクシーならば送迎だけで学費の倍以上かかってしまうこと。また二つ目の理由が寮に入った方が同室の子と英語で話したり寮だけのアクティビティがあるのでそれもまた英語の勉強になると考えたためです。
そのまま留学する子供もいる
正直子供はまだ小学3年生で、いくら英語が流暢とはいえ友人のいない場所に一人で乗り込むわけですから少し心配しました。
しかしかわいい子には旅をさせろという諺は本当ですね。結果として問題なく寮生活をエンジョイできたようです。二年間連続で参加したのですが、二年目は日本人の子が二人参加していたらしく、友人になって帰ってきました。そのうちの一人は本人の希望で一年そのまま留学したというから日本にも行動力のあるお子さんは沢山いるということでしょう。因みにその留学したお子さんのお母様から聞いた話によると、サマーキャンプの学費はとてもお得に設定されているけれど留学してかかる費用を全部計算すると日本にあるブリティッシュスクールとかわらないそうです。
ただ日本のブリティッシュスクールは英語も十分に話せない完全な日本人の子はなかなか入学が難しいのに対し、BISP(Brithish International school Phuket)は外国人であればほぼ全入ですから入学の敷居は低く、かかる費用の合計には休みごとの帰省代や寮費も入っているので単純な比較はできません。またホームページを見ていただいたらわかるのですが、設備が日本のブリティッシュスクールとは全然違うレベルなので高いか安いかは考え方にもよると思います。因みにこのお子さんは一年留学したことで中学入試において帰国子女入試や国際入試を視野に入れることができたそうなのでそれも一つのメリットだと思います。
子供は間違いなく一回り成長する
英語の勉強になっただけでなくこのサマーキャンプに参加して子供は一回り成長したと思います。初回に参加したときは一瞬親もおじけづきそうになるくらい不安な顔も見せていました。小学3年生がたった一人で寮生活に挑戦するのですから当然ですよね?しかし4年生で参加した時は余裕すら感じました。全く不安は感じられず、2年連続で参加していたロシア人の子や中国人の富豪の子(召使11人にお土産を買っていたそう!)など、再び会えて喜んでいました。因みにこのサマーキャンプには本当にたくさんの国の子供が参加していたらしく、アフリカから4回国際線を乗り継いで一人で参加していた14歳の男の子なんかもいたそうで、世界にはなんて頼もしい子供がいるんだろうと驚愕したのを覚えています。
娘が寮生活をしている間
子供をキャンプに預けている間何をしていたの?と聞かれそうなのでそこも詳しく書きます。Guamの時も同じでしたが、まずスクールが始まる2から3日前に夫も一緒に現地入りして普通に家族旅行を楽しみました。その後皆でスクールまで行って手続きをして上の子を送り出し、夫はそのまま帰国し、私と下の子供はプーケットのホテルに泊まりました。
私と息子が帰国しなかった理由
私と息子が夫と一緒に帰国しなかったのには3つの理由があります。
一つ目は日本に行って帰る航空券代より宿泊費が安かったこと、
二つ目は息子がまだ小さく日本に預け先が無いので、往復するなら国際線を連れまわす羽目になるのでそれを避けたかったこと、
三つめがプーケットのホテルは英語でのチャイルドケアが充実しているので息子も英語環境に入れたかったことです。
プーケットのホテルは英語のチャイルドケアがつく所が多い
プーケットは夏が雨季でシーズンオフになります。よって無料のチャイルドケアがあるようなホテル(だいたい4つ星以上)でも子供を添い寝にすれば大人一人5000円しないくらいで泊まれます。アジアのリゾートは長期休暇で来ている欧米人が非常に多く、チャイルドケアを利用している欧米人も沢山います。ネットであらかじめリサーチすると、日本人の多い宿、中国人の多い宿、欧米人の多い宿など特色が読み取れるので、英語学習のために欧米人が多くチャイルドケアが無料のホテルを探し予約しました。
おかげで下の子も同じホテルに長期宿泊していたカナダ人の女の子と仲良くなり、毎日チャイルドケアを楽しむことができたようです。因みにそのカナダ人のご家族はドバイに住んでいて召使を連れてプーケットにヴァカンスに来ていたそうです。何ともうらやましい話ですよね。
最後に
今回はBISPのサマーキャンプの情報を主に書きましたが、プーケットなどのホテルのチャイルドケアが実は英語環境として優れているというのも意外と穴場な情報なのではないでしょうか?
夏は雨季でホテル代も安く、雨季と言っても一日中雨が降っているわけでは無いので旅を楽しむこともでき、長期滞在にとてもおすすめです。家族旅行の際は試しに是非検討してみてください。