美容系Youtuberって信用できるの?
美容系Youtuberはレッドオーシャン、色んなタイプがいる
最近数多くの美容系Youtuberの方がいますよね。
純粋にメイクがうまくてビフォーアフターが印象的な人や、お洒落でいかにもインフルエンサーという感じの最新コスメや流行に敏感な人、そして美容製品の成分分析を行う人や、美容医療に特化した話をされる人、色んなタイプのYoutuberさんがいて、まさに美容系Youtuber界はレッドオーシャンだなと感じます。
美容系Youtuberに求めるもの
美容系Youtuberに視聴者が求めるものは以下の様なものだと思います。
- メイクの上手さやスキル
- 最新コスメや流行の情報
- 外科的美容医療の情報
- コスメの成分分析情報
→私が求めるのは4番目の成分分析情報
美容系Youtuberに求めるものは人によって違うでしょうが、私が今回ベスト5を選ぶにあたって選定するのは、コスメ成分分析情報を教えてくれる美容系Youtuberの方です。
私のお勧めコスメ分析・美容系Youtuberベスト5
第5位 かずのすけ (登録者数17.4万人)
皆さんご存じ美容成分分析系ではトップブロガーでもある、かずのすけさんです。アンチもファンも多い彼ですが、かずのすけさんの存在は個人的にはずっと前から知っていて、ブログの内容でも昔は、それはちょっと言い過ぎでしょ?とか思う部分も確かにありました。
解釈が難しいものを強く否定したり肯定したりしすぎていた為か、ネットで彼は良く叩かれていたように思います。しかし、最近では不安定さも無くなってきて、何より化粧品代好きなんだろうなぁという研究熱心さが感じられ、個人的には推しYoutuberの一人です。
関係ないけど、かずのすけさんって肌綺麗すぎません?個人的にそれだけで話を聞いてみようかな?という気にさせられます。彼がブロガーの時は、顔や肌がしっかりと見れないので、そこの部分の評価ができなかったのですが、画面で見る彼の肌が美しすぎて、凄いなこの人・・・普通のケアではこうはならないだろうな、何をしているのかな?と気になってみてしまいます。
第4位 えりりんちゃんねる (登録者数4.77万人)
えりりんこと上原恵理さんは日本形成外科学会専門医で、美容皮膚科もされていますが、専門は外科的手術で得意な施術は鼻整形と豊胸だそうです。
そんな外科が専門の上原恵理さんですが、Youtubeでは主に皮膚科領域やコスメについて話をされていて、動画を見たことがある方ならわかると思うのですが、正直、凄くぶっちゃけキャラの面白い女医さんです。
親近感ハンパない、賢くて美人なのに、このベスト5の中で一番爆笑率の高いYoutuberさんです。一人でYoutubeをとらずに助手の人と会話形式でコントのように話をする様子も面白さを倍増させています。しかし内容は学術的な話もされていて、勉強になります。
第3位 すみしょう (登録者数40万人)
すみしょうさんを初めて見た時は、え?何故この人が美容系のお勧めに出てるの?と思わせられる風貌で、淡々と化粧品の美容成分を分析しながら遠慮なくバッサバッサ切り捨てていく感じが面白かったです。
切り捨て方を見ていても結構ハッキリ言ってるのに、かずのすけさんほど叩かれないのは何故なんだろう?と考えると、彼は公にされているメーカーのホームページの成分表や配合割合など、データを見ながら(見せながら)解説されてるからかな?と個人的には思います。データに基づく分析結果、という印象が強いのがすみしょうさんです。
私も大手製薬会社にいたのでわかるのですが、彼の雰囲気や喋り方、分析の仕方はまさに理系の研究者!喋りの派手さは全く無いのですが、説得力がウリのYoutuberだと思います。
第2位 友利新 / 医師「内科・皮膚科」(登録者数50万人)
これホント、1位と2位、どっちにしようか究極に迷ったのです。正直に言うと個人的に好きなYoutuber1位は友利新さんの方なのです。何と言うか見ていて楽しい気分になるというか友利さんって明るくて聡明でとても魅力的な女性ですよね。
実は学生の頃、共通の友人がいて彼女の話を何度か聞いたことがありました。とても面白くてノリのいい女子医の友達がいる、Moyaちゃんきっと気が合うから今度一緒に遊ぼう!と。結局私の方の都合が合わず、会うことは無かったのですが、その後友利さんは女医枠の芸能人になっていき、たまにTVに出てるのを見ると、あ、Mちゃんが言ってた子だ、と勝手に親近感を持ってみていました。最近Youtubeでみるようになり、同じ世代とは思えないくらい肌も綺麗でファンになり、すぐにチャンネル登録しました。
友利さんの肌を見ていると、知識があってキチンとケアをすると40代になってこんなにも差がつくものなんだなと圧倒されます。私の記憶が確かなら彼女は20代の頃は美人ではあるけれど、美肌のイメージはさほど無かったんですね、それが今では美人で美肌で年月を重ねてパワーアップしているように見えます。何と言うかもともとあった美貌に胡坐をかかずに知識と努力の積み重ねを行ったという意味で尊敬に値する人です。
第1位 こばとも先生のスキンケアアカデミー(登録者数1.94万人)
小林智子さんは医学博士であり、皮膚科専門医の女医さんです。芸能事務所にも所属されているようですが、私はYoutubeで見かけるまで彼女のことは知りませんでした。彼女がYoutubeを初めてまだ1年も経っていないこともあり、この4人の中では断トツに登録者数も少なく知名度もまだの方ですが、私が一番勉強になると考えているのは彼女の番組です。
同じ皮膚科医だし友利新さんだけ見てればいいような気もしますが、小林智子さんは皮膚科医でも皮膚科専門医だけあって結構話が深いのです。ここをマニアックで意味が分からないととるか面白いととるかは個人の意見が分かれるところだと思います。因みに、日本の皮膚科開業医の中の皮膚科専門医率というのは実は3割ほどしかおらず、皮膚科専門医は現在日本国内でも6841名しかいないそうです(2021/08/18現在)。
皮膚科専門医の試験を受けるには、日本の医師免許を有し、皮膚科の診療に携わっており、受験時に日本皮膚科学会の正会員である必要があります。また、初期臨床研修2年の後、皮膚科研修プログラムに沿って、通算5年以上の皮膚科臨床研修の過程を修了し研修修了証を得ておかなければなりません。加えて、認定前研修実績において、別に定める所定の単位を取得する事も条件となっています。その条件を全て備えて直近の合格率は77%というから、カナリ大変なことがわかるでしょう。皮膚科専門医は5年ごとの更新制で、その更新にも所定の条件が課されています。聞いただけでも勉強し続けなければいけない資格であることがわかります。
因みに小林智子さんは動画の概要欄に、動画で海外の文献を引用した際の引用文献などもしっかり記載されていたり、海外の製品なども忖度なく紹介されている点も私が彼女を推すポイントになります。
まとめ
いかがでしたか?正直1位と2位に決定的な差が無かったので、皮膚科専門医である小林智子さんを1位にさせていただきました。ただ、専門医を持っていなくてもその分野に詳しい医師もいますし、例えば友利新さんのように内科から皮膚科に転科された場合、専門医をとるタイミングは時間的にとても難しく物理的に無理な場合もあります。
私の弟は医師なのですが、放射線科専門医から精神科専門医へ転科し、専門医を取り直した過去があります。彼は既に妻子持ちで放射線科では専門医であるのに、若い研修医と一緒に学びながら頑張って専門医を取り直していました。正直医者の世界では専門医を持っていなくても働けるので取らない人も沢山いますし、考え方は様々です。ただ、取らなくても働けるのに研鑽を続けるために専門医でい続ける医師の努力を評価したいと思うのです。
そう言いつつも、友利新さんのように有名人になると研修医に混ざって勉強し直しはとてもとても難しいことが理解できるので、今回は1位と2位の順位付けにとても悩みました。友利新さんのファンの方、ご理解いただけると幸いです。