シワに有効な成分レチノール、副作用が出たら?
レチノールとはビタミンAのこと
シワ有効成分として有名なレチノール、美容感度の高い方なら一度は聞いたことがある成分ではないでしょうか?
レチノールが、細胞の分化や増殖に関わっていることは古くから知られており、お肌に塗ると、新しい細胞が生まれて、お肌を若返らせる効果があります。医薬部外品成分としてのレチノールは、厚生労働省からシワ改善効果があると認められています。
レチノールは肌がヒリヒリするという副作用がある
レチノールを塗ると、人によってはヒリヒリして赤みが出たり、肌をターンオーバーする作用が強いため、皮膚が剥けやすくなったり、刺激を受けやすくなったりする、副作用がみられます。
皮向けが強いほど効果は大きいですが、その間メイクができない、日焼けがNGなど一時的に肌荒れを起こしてしまうことがあります。特に敏感肌の人には刺激が強いため、レチノールの使用が出来ない場合があるのです。
レチノールに似ていて副作用の少ないバクチオール
バクチオールとは?
バクチオールとはWikipedia によると、レチノールの機能類似体であり、レチノール様の遺伝子発現を誘導し、シワと色素沈着の減少作用がありながら、レチノールのような皮むけを起こさない美容成分です。
バクチオールはレチノールとは構造的には似ていないが機能的類似体であり、コラーゲンの生成を促します。またレチノールと比較して光また加水分解に対して安定性があり、日中でも使用できるのが特徴です。
バクチオールの効能
即効型のレチノールと異なりバクチオールの肌ケアの実感は毎日コツコツ続けてこそ感じ取れます。朝晩スキンケアに取り入れられるので肌土台をゆっくり確実に整え、年齢に左右されない、安定した肌を作り上げましょう。
コラーゲン生成を促す
バクチオールはコラーゲンを生成する細胞にアプローチする作用があります。コラーゲンは肌のハリを保つ効果があるため、バクチオールを肌に補うことで、ハリのある肌を目指すことができるのです。
日中も使用できる
レチノールは、熱や紫外線・酸素に弱く不安定であるため、日中のお手入れで使うことができませんが、バクチオールは朝から夜まで一日を通して使えます。成分が安定しており紫外線にも強いため、日中の外出前や夜など時間帯を選ばず一日を通して使うことができるのです。
肌への刺激が低く、敏感肌の人でも使える
レチノールは敏感肌の方が使用すると皮が剥けたり、赤みが出ることがありますが、バクチオールは肌への刺激が少なく、敏感肌、乾燥肌の方にも使いやすいのが特徴です。バクチオールはマメ科の植物オランダビユから抽出した植物由来の天然成分です。
肌の保湿と補修に効果的
バクチオールは上記のように、植物から抽出した天然成分であり、ビタミンEが多く含まれています。ビタミンEは、肌の保湿と補修に効果的です。年齢を重ねると肌が乾燥して、それが原因で肌の修復機能も衰えますが、そんな肌をケアしてくれるのがビタミンEです。
抗炎症や抗酸化作用、抗菌作用がある。
バクチオールはレチノール様作用があるだけではなく、抗炎症や抗酸化作用を期待することができます。肌荒れなどは、皮脂汚れや雑菌の繁殖などが原因となり起きてしまいますが、バクチオールには抗菌作用があり、肌を健やかに保つ効果があります。
ネットで変えるお勧めバクチオール
- ホワイトラッシュ【日本製】
≪特徴≫バクチオールを100ナノメートルの大きさにし、早く角質層へ浸透します。シアバターを配合する事により肌を乾燥から守りもっちりとした肌へ導きます。7つのフリー(合成香料・パラベン・アルコール(エタノール)・合成着色料・シリコーン・紫外線散乱剤・紫外線吸収剤)。エアレスポンプを使用する事により空気がチューブの中に入る事が無く、クリームが空気に触れません。
- ザ・ロコシム【日本製】
≪特徴≫グリセリンフリーなので脂性肌の方にも使いやすく、肌質や性別を問わないジェンダーフリーコスメです。
- BAKUCHIS バクチスミルク【国内製造】
≪特徴≫
国内製造バクチオールを1%配合した乳液です。さらにクリアな印象へ導くナイアシンアミド、浸透促進に働きかけるペリセアをはじめ、潤い成分を多種配合し、保湿力にもこだわりました。
- BAKUCHIS バクチススキンセラム【国内製造】
≪特徴≫美容液美容医療素材「レチノール」を進化させた植物性セラミド配合の「バクチオール」を日本人向けに1年かけて改良しました。
まとめ
いかがでしたか?レチノールをお使いの方もレチノール自体を知らなかったという方も、このバクチオールについて知っておいて損はないと思います。
バクチオールはクリニック専門コスメも存在するのですが、クリニックまで行くのが大変な方はまずはネットで購入してみて使用感を試してみるのも良いでしょう。
劇的なしわ改善効果が見込めるレチノールに比べて効果は穏やかですが、レチノールのように日の光に注意する必要もなく、朝晩使える上に、副作用も殆どないので大変おすすめの美容成分になります。