アパレルの世代間格差が少なくなってきている
皆さんは毎月どの位洋服にお金をかけますか?
私はあまり体型が変わらないせいもあり、それほど新調はせずに昔から持っているお気に入りの服を長く使っているタイプです。
しかし最近娘が大きくなってきて、私の服を着まわせるようになってきました。
勿論彼女はまだ中学生ですから服のサイズは彼女の方が細いのですが、私が彼女の服を着れなくても彼女は私の服を着れるわけです。
そうなると、今まで買わなかった服でも、娘も一緒に着るなら買っても良いかな?と財布のひもが緩んできてしまっています。
私が娘位の年齢の頃は、40代の服と10代の服には大きな垣根がありました。
40代の服にはわかりやすく肩パッドが入っていたり、体のラインも細かく年代分けされた服が売っていたように思います。
しかし最近では10代から40代、下手したら60代くらいまでが着まわせるブランドが沢山有ります。
しかも大抵どれもプチプラで、体型が太りさえしなければ年代に関係なく服がきれてしまうのです。
勿論共有できるものと共有できないものがあるのは確かですが、母親の服なんて絶対着れなかった私の10代の頃と違い、最近のアパレル業界の年齢幅は日々大きくなってきていると言えるでしょう。
10代の娘とでも共有できるものはある
10代の娘と服を共有していると言ったら、何だか若作りのイタイ母親に聞こえてしまいそうですが、勿論共有できるものと出来ないものがあります。
私がこれは共有できると思うものと、できないと思うものを以下列挙してみます。
基本的には娘のものを私が借りることは無いので、共有というよりは、貸してあげれるもの、という表現が正しいかもしれません。
共有できるもの(貸してあげれるもの)
まず、共有できるものの代表が、セーターやカーディガン、カットソー、Tシャツなどのベーシックなインナーです。
そして基本的にはプチプラで、洗濯でき、娘が汚しても許せる価格帯のものになります。
リラックスウェアやスポーツウェア的なものもこの中に含まれます。
またブランド物でないバックやマフラーなども気楽に貸してあげています。
共有できないもの(貸してあげれないもの)
私がプチプラであっても共有するのは難しいと感じるのはボトムスです。
ボトムスには年齢だけじゃなく個々人の体形の違いが強く際立って出てきますから、そもそも人と共有するのは難しいと感じます。
またコートなどのアウターに自分は比較的お金をかける方なので、まだまだ娘には貸せないな、と感じます(娘が大学生くらいになれば別かもしれませんが)。
価格帯が上過ぎて貸せないなと思う物は靴やカバンにも共通してますし、娘の方も年相応でないブランドのものには興味が無いようです。
10代から40代まで年齢層の幅が広いブランド8選
それでは10代の娘が興味があるブランドで、私が彼女と一緒に(共有目的で)買ったことのあるブランドを8つ紹介していきましょう。
ユニクロ
皆さんご存じ、日本を代表するプチプラブランドと言えばユニクロです。
ユニクロ程年齢の垣根が広いブランドは他に無いかもしれません。
孫とお婆ちゃんが同じ服を着ていたなんてこともユニクロだったら起こり得るわけですからユニクロの年齢幅は本当に凄いですよね。
GU
GUはユニクロと同じファーストリテイリングですが、ユニクロよりは少し年齢層が狭い気がします。
個人的な感想としては、ものによっては着れますが、母娘で着るのはぎりぎりなものが多い印象です。
正確なターゲットとしては10代から30代くらいまでのブランドなのではないでしょうか?
H&M
H&Mはスウェーデンのブランドで、サイズが大きいので高身長の私には重宝するプチプラブランドです。
昔はH&Mを10代から20代のブランドと思っていましたが、ユニクロと同じくターゲット層の幅の広いブランドであると最近は認識しています。
安いだけあって生地などはイマイチなことが多いですが、デザイン性は悪くなく、流行に敏感なブランドなので、流行が短そうなデザインのものを買うのに適したブランドだと感じます。
GAP
GAPはメインターゲット層は赤ちゃんから30代くらいだと思いますが、リラックスウエアに近いデザインなので40代でも50代でも着れてしまうのが実情です。
ただ個人的には30代以上は、GAPと大きくロゴの入った服は着ない方が良いのでは?と思ってしまいます。
ZARA
ZARAはH&M以上にターゲット層が広いブランドだと言えるでしょう。
スペインのブランドであるZARAはH&Mと同じくサイズが大きめなので、高身長女子御用達ブランドです。
ZARAの店舗に行っていつも思うのは、外国人やお洒落な年配の方が、人種年齢の垣根なくショッピングしていて、とても素敵だなと感じます。
ZARAはデザインは最先端で、生地の質と価格は少しばかりH&Mより上という印象です。
earth music and ecology (STRIPE Int’l)
earth music and ecologyに代表されるSTRIPE Int`tのブランド服はkoeやGreen Parksなど、どれも年齢の幅を感じさせないものが多い気がします。
価格帯も手ごろで、年齢幅も広く、ナチュラルなデザインで、着易い物が多い印象です。
STRIPE Int’lは、earth music and ecologyを含め、沢山のブランドをメチャカリ
というレンタルサービスで借り放題できるのでも有名です。
私の友人は服を増やさないためにこのサービスを利用しているそうですが、レンタルなのに新品が毎回届き、クリーニングもせずに返却できるそうです。
例えば月額5800円のベーシックプランだと、3着まで借り放題で、届く商品は全て新品未使用、気に入ったものは安く買い取ることもでき、3か月かりたままだとそのまま無料でもらえるのだそうです。
例えば冬物の10000円のコートを3着3か月借りたとして5800円×3=17400円のレンタル代なのに10000円×3=30000円ぶんのコートを貰える計算になるのですから凄いですよね。
勿論物を増やしたくないなら貰わずに返却して(返却する限り)3点までいくらでも借りることができるのでお洒落なミニマリストさんにはお勧めのレンタルサービスになります。
ハニーズ
ハニーズは基本的には10代から20代のブランドだと認識していますが、一部に40代くらいでも着れそうな服が上手に住み分けして売られています。
どちらかというとスウィートなテイストの女性らしい、今どきの流行を抑えた可愛い服が多い印象のブランドになります。
ハニーズ は実店舗で見るのもよいですが、ネットストアの方がWEB限定で安かったりするので、実店舗で見てネットで買うというのもお勧めです。
無印良品
無印良品はユニクロと同じくらい年齢層の幅の広いブランドになります。
ユニクロよりは自然派で、デザイン性は大変ベーシックで、流行はほぼ追わず、着心地重視のブランドという印象です。
まとめ
いかがでしたか?
最近は昔に比べてアパレルが安く、そして低価格の割には服の質が良くなってきている気がします。
そして以前は細かく年齢分けされていたブランドは、いつの間にか年齢幅が広く売られるようになってきました。
母娘が服を共有するなんて一昔前は難しかった話ですが、ものをあまり持たない時代、共有できるものは共有して楽しむのもアリだなと感じる今日この頃です。
何より娘と服を共有すると決めたら、体型を崩せなくなりますし、ちょっとしたプラスのプレッシャーになるのでお勧めです。