我が家は結構長いことニトリの珪藻土マットを使っていました。今の珪藻土マットが二代目で一代目は割れて粉々になってしまったので買い替えたのです。
ここまで読んだ方でニトリの珪藻土マット騒ぎについてご存じの方は、わっやっばー、とか可哀そうーとか思ってくれるのではないかと思います。
そうです。我が家はあのアスベスト入りの珪藻土マットをそれとは知らずにボロボロに割ってしまってからもなおしばらく使っていたのです。
珪藻土マットの中でも回収品とそうでないものがある
ホームぺージを見て現物が回収品でないと知り安心していた
私は数日前ニトリの珪藻土バスマットにアスベストが混入していたというネットニュースをみてビックリして我が家にある珪藻土マットをビニール袋に入れて撤去しました。
後日、回収品であるか否かを詳しくチェックするやり方がホームページ上に上がってきたので、早速メジャー片手に採寸してみました。
回収品であるか否かは猫などの動物型であるか長方形のものであるか、長方形でもくぼみの線が入っているか否か、色が何色か、対角線が何センチか、etc沢山の条件が重なったものがアスベスト入りの回収品となるようでした。
我が家で使っている現物の珪藻土マットは無地長方形で色はエメラルドグリーンでくぼみの線が無い品でした。残る条件は対角線の長さが65㎝以上だと回収品になってしまいます。
恐る恐るメジャーで測ると長さは63~64㎝程でした。
やった!回収品じゃない!よかった~とその時は胸をなでおろしました。
回収品でないと安心していたが回収したい旨のメールが来た
長さをはかって我が家の珪藻土マットがアスベスト入りの回収品でないと確信した私は、ひとまず安心しましたが、また再び使う気分にもなれなかったので、次回のごみの日にでも捨てようとビニール袋に入れたまま外に出していました。
すると先日いきなり私宛のメールに、ニトリからバスマットを回収したい旨のメールが届いたのです。
内容を要約すると、私のニトリメンバーズカードの購入履歴から、私がアスベスト入りの珪藻土バスマットを使っているようなので回収したい。行き違いでもしすでに回収済みであるならこのメールは気にしないでください。という内容のものでした。
おかしいな?対角線の長さを図って65㎝無かったんだけどな。乾燥して縮んだとかなのかしら?私はがっかりしましたが、割れても無ければやすりで削ったこともないし、まぁそこまで気にしなくても大丈夫だろうと自分に言い聞かせ、すぐに現物の珪藻土マットをニトリに持っていきました。
購入履歴から見えてきたもの購入履歴の大切さを感じた
珪藻土マット回収コーナーで回収品では無いと言われたが…
ニトリの珪藻土マット回収コーナーに行き確認をしてもらったところ、これは回収品ではないが、わざわざ現物を持ってきていただいたので返金いたします、と言われ、アスベスト入りの回収品でなかったうえにお金まで返すと言われました。(※回収品でないものに対する返金に関しては店舗によって対応が異なるかもしれません)
私はやった!ラッキーと思いました。しかし次の瞬間、少し不安になり、何故あのメールが来たのだろう?とふと気になりました。
再び同じ店員を捕まえて、回収品であるというメールが来たのだが、もしかして以前使っていたものがアスベスト入りの可能性は無いのか?と聞きました。店員はすぐに調べなおします、しばらくお待ちくださいと言って私の購入履歴チェックをし始めました。
現物より前の割れた珪藻土マットが回収品だった
結果として最悪なことに現物の珪藻土マットではなく、数年前に粉々に割れてしまった初代珪藻土マットが回収の対象品だったのです。
普通に使わなくなって捨てたものではなく、初めにひびが入り、その後我慢してしばらく使っていたがボロボロと粉が出てくるようになったので、私が掃除してゴミに出したという品でした。
一番最悪なパターンだ!!!
私は真っ青になりました。もう今更どうしようもありませんし、目の前の店員に文句を言う気にもなれません。ああ、あの時、ちょっとヒビが入った時にすぐに捨てるべきだった。後悔先に立たずです。
実は珪藻土マットを3枚購入しており、2枚回収品だった
そんな中、店員が購入履歴を見ながら、○○年にも珪藻土マット購入されています。それも回収品なので回収品を二枚購入されています。と言い出しました。
私はビックリして、え???珪藻土マットを過去に3枚購入してるの?と疑問に思いデータを細かく見せてもらいました。
どうやらファミリーサイズを二枚と単身サイズを一枚購入しているようなのです。私はふと、主人が去年まで単身赴任していたことを思い出しました。
そういえば単身赴任する前に一通りの品をニトリに来て一緒にそろえたような気がします。帰宅して主人にそのことを聞いたら、確かにニトリの珪藻土マットを単身赴任先で使っていたそうです。
不幸中の幸いに主人はその珪藻土マットをヤスリで削ったことも無く、ヒビが入ったり割れたりしたことも無いとのことでした。
結論
人の記憶などあいまいです。ニトリメンバーズカードのような購入履歴の見れるものは必ず確認することをお勧めします。
今回は大変残念でしたが、ニトリの方は大変親切丁寧に対応してくれました。
結果として回収品の2品は処分済みで回収できませんでしたが、この2品を購入していた購入履歴があったので、こちらの分も全額返金されました。よってニトリで買った珪藻土マット3品全てお代が返金された形です。
今回勉強になったのは少しでも履歴が見れるものは確認が必要だということと、心配ならその店に行って相談することが一番だということです。
しかし今回の件で、暫く珪藻土マットはこりごりだなと思いました。