クリスマスに沢山のプレゼントを貰う米国の子供たち
我が家はクリスマスには一人の子供に対して5つものプレゼントが届きます。サンタさんからのプレゼントを除いた4つのプレゼントはツリー周りに山積みにされるので、ツリーの周りには2人の子供分の合計8個のプレゼントが置かれることになります。
まあ何て贅沢な!それでお年玉もあげるの?あげすぎじゃない?と言われるかもしれません。ホントそうだよね、と思いつつも習慣化しているので仕方のない部分もあります。そもそもそれが習慣化したのは、上の子が幼少期をアメリカで過ごしたためです。
知っている方も多いかと思いますが、アメリカでは子供はクリスマスプレゼントをたくさんもらいます。父方母方の祖父母からそれぞれ、また叔父や叔母やあらゆる大人がお年玉をあげるように子供にプレゼントを贈ります。そしてそのプレゼントはツリー周りに置いて飾られ、クリスマスの朝に一つ一つそのプレゼントを開けるのです。
米国の習慣でツリー周りにプレゼントを置くようになった
日本のようにクリスマスプレゼントはサンタさんからだけではないので、お友達の家などに遊びに行くと沢山のプレゼントの山を見たりします。そんな環境だったため我が家も主人と話し合って、ママから一つパパから一つクリスマスプレゼントを買ってツリーの下に置くようにしました。クリスマスが近づくと義父母や私の両親からもクリスマスギフトが届いたのでそれも置くようにしました。なるべくアメリカっぽい習慣を取り入れて娘が周りから浮かないように心掛けていたのです。
環境変化を防ぐ為そのままのプレゼントシステムにした
その後日本に帰国しましたが、娘はしばらくの間アメリカが恋しくて仕方がないようでした。特に帰国してすぐハロウィンだったのですが、日本のハロウィンとアメリカのそれがあまりにも違ってがっかりしているのが見て取れました。ハロウィンのことは以前記事にも書きましたが、アメリカのハロウィンは常にキッズファーストなので子供にとって本当に楽しいイベントなのです。
クリスマスも日本式にして親からのプレゼントは無しにすることも考えましたが、これ以上がっかりされるのも嫌なので我が家はアメリカ式を貫くことに決めました。それでいてお正月はお年玉も貰えるので、あれ?日本の方がよくない?と子供が気付いたのは言うまでもありません。
最後に・・・
意外かもしれませんが、このアメリカ式のクリスマスは親的にも気に入っています。パパとママのプレゼントの額は大体1000円前後にしていて決して高級品は買わないようにしているので財布には特に響きませんし、親にとっても子供にあげたい本や文房具やお菓子を選ぶのが楽しかったりします。パパとママで分けているので意見が食い違うことも無く、主人も私もプレゼントを買うという楽しみが増えます。サンタさんとパパとママの購入金額は財布が一つなので正直サンタさんオンリーと大差ないかもしれません。
何よりクリスマスツリー周りに置かれたプレゼントの山を見ると気分が上がるものです。興味がある方は是非やってみてください。クリスマスがよりわくわくした雰囲気になりますよ。