コーヒー好きが祟って歯の白さを保つのが大変!
芸能人は歯が命と言いますが、にっこりと歯を出して笑っている人は本当に素敵です。個人的には歯を出した笑顔で思いだす女優さんは新垣結衣さんなんですが、彼女のスマイルはとても素敵ですよね。
ガッキースマイルとまではいきませんが、貴方は鏡を見た時に歯を出してにっこりと笑う自信がありますか?私はここ数年コーヒーが大好きで一日2杯は飲むので、歯の色には神経質になってしまいます。
そんなわけで、今日は巷で有名なホワイトニングの民間療法から、個人輸入によるホームケアまで歯を白く保つ方法について色々語ってみたいと思います。
歯を白くする裏技を色々調べてみた!
有名な民間療法と言えば、重曹磨き!
歯を白くさせるための民間療法として有名なのがこの重曹磨きです。重曹とは言っても掃除用重曹ではなく、料理で使う食用重曹を使ったものです。
この重曹磨きを推奨するブログなどは多くありますが、私は少し慎重になっています。何故なら重曹には研磨効果、つまり歯を削る効果があり、重曹で歯が白くなったということはエナメル質が削れた結果であるという可能性もあるからです。
また重曹はアルカリ性ですが、口腔内がアルカリ性になると歯石がつきやすくなるというリスクもあるので注意しなければなりません。
レモン汁(クエン酸)磨き
一昔前にこの民間療法が流行ったそうなのですが、ズバリこれはやってはいけません。レモン汁で歯が白くなるというのは、レモンの酸(クエン酸)で歯が溶けているからなのです。今やっている人はすぐにやめましょう。
研磨剤たっぷりの歯磨き粉
これは重曹と同じリスクを持っているのですが、歯が白くなるとうたう歯磨き粉には沢山の研磨剤が入っているものも少なくありません。研磨剤で歯を白くすることは問題の解決にはなりません。何故なら研磨剤は歯の表面を削っているにすぎないからです。
海外のホワイトニングテープ
実は私は20年近く昔、このアメリカ製の「クレスト3Dホワイト」というホワイトニングテープを審美歯科ですすめられて購入して使用したことがあります。信じられないボッタクリなのですが今では数千円で個人輸入できるこの品に、当時10万円近くを取られました。当時はネットの情報も今ほどなく、日本では認可されていない品の為、個人輸入も難しかったので、歯医者さんはぼろ儲けだったのでしょう。
私の使用経験から、このテープは確実に白くはなりますが、色がまた戻ります。日本で販売されていない理由は使用成分の過酸化水素が日本の薬事法に触れる為です。また使用頻度を守らないと歯が脆くなるそうです。この歯の色が戻る理由は、 過酸化水素で歯のエナメル質を侵食し、光を乱反射させて白く見せているだけなので再石灰化が繰り返されると元の色に戻るからだそうです。
結局マメに歯医者に行ってクリーニングするのが良い?
色々調べてみましたが、家庭内でできるものは限られているようです。歯のマニュキュアや歯の消しゴムの様なものも見受けられましたが評価はイマイチでした。
私が調べた限りでは、ホワイトニングのために高いお金をかけて歯科に通っても結局施術で使う薬剤は過酸化水素(もしくは過酸化尿素)になるようです。ですから、アメリカでは普通に家庭用で使われているクレストDホワイトを使用方法を守って使うのと何ら変わりはないのではないかな?と思いました。
しかし、上でも述べたように、クレストDホワイトに含まれる過酸化水素は使いすぎては歯が脆くなってしまうので、結局歯医者に審美目的ではなく、クリーニング目的で通うのが一番歯のためになってよいのではないかな?と思いました。審美目的のホワイトニングとクリーニングは違います。しかし、歯を徹底的にクリーニングすると当然ですが歯は普通の歯磨きだけより白くなります。クレストDホワイトなどは結婚式など特別な日のために取っておいて、日常では今ある歯を自然な色のまま綺麗に保つことを意識していった方が良いかもしれません。
ここでは歯のクリーニングの費用についてみてみましょう。
歯の保険適用のクリーニング
歯の保険適用のクリーニングはかかりつけの歯科医による虫歯チェックと並行して行われる、歯の歯石取りなどです。3か月に一回の頻度が推奨されていて、だいたいの費用は一回当たり全て込々で3000円位になります。
保険適用でないクリーニング
自由診療で行われるのはPMTCと呼ばれる、プロが専用の道具で行う専門的な歯のお掃除です。PMTCでは、自分で取りきることができない歯垢や軽い着色汚れを除去できます。一回当たりの費用は歯科医院によりますが、5000円から20000円程度です。
まとめ
いかがでしたか?歯を白くするために貴方が挑戦してみたものは入っていたでしょうか?私は個人的に研磨剤の多い、歯が白くなるとうたっている歯磨き粉を使っていましたが、かかりつけの歯科医師に止められたので、最近では使わないようにしています。
上でも述べたように20年近く昔に当時は最新だった、でもボッタクリすぎ?のクレスト3Dホワイトにも挑戦したことがあります。クレスト3Dホワイトは今は安価でネットで売っていますから、気になる方は使い方をしっかり守って使ってみるといいかもしれません。ネットなどでは使い方を守らずに、指定された時期を開けずに何度も何度も使っている人がいるようですが、歯が脆くなる原因となるので使用方法は必ず守るようにしましょう。またアマゾンなどによく似た偽物が出回ってるので間違わないようにしましょう。
個人的には健康保険の範囲内でマメに歯医者に通うのが、歯を綺麗に保つという意味でも虫歯にならないという意味でもベストなのかな?と思いました。