低年齢から公文をすることの費用対効果について
最近立て続けに幼児教育と公文についての記事をブログに上げていますが、今回は公文の費用対効果とその効果を上げるために、公文をスタートさせる前にやっておいた方が良いことなどを私なりの経験から語っていきたいと思います。
公文の月謝はいくらか?
公文の月謝は年齢や地域によって違ってきます。東京・神奈川だけ高くてその他の地域が少し安くなります。また、幼児と小学生が安くて中学生高校生が高いのです。東京・神奈川が高いのは不動産価格や人件費の問題かな?と理解できますが、同じプリントを使っているのに中学生・高校生になると月謝が高くなるのは不思議ですね。
対象 | 1教科/月額会費 | |
---|---|---|
東京都・神奈川県に所在する教室 | 左記以外の地域に所在する教室 | |
幼児・小学生 | 7,700円 | 7,150円 |
中学生 | 8,800円 | 8,250円 |
高校生以上 | 9,900円 | 9,350円 |
※公文公式HPより引用2020/07/11時現在
公文は月謝は高いと思う人の意見
やっていることが簡単
幼児期から公文をスタートさせた人は、ただ1から100まで書くだけだったり、数字に1をたしていったりと、家でもできそうな学習内容に月謝が高いと感じる方もいるようです。
そもそも教えていない
公文は基本、自学自習なので塾のように先生が教えていくシステムではありません。プリントが大変よく出来ていて自分で考えて解いていくように作られています。本当にわからない場合は聞いたら教えてもらえますが、進み具合(高校理系数学レベルなど)によっては教えれるレベルの指導者がいない教室もあるようです。
終わったら帰れるので早い子だと15分くらいで終わってしまう
公文は基本一回5枚のプリントをやってやった部分と宿題の間違い直しをしてから帰宅するシステムです。宿題も完璧で間違いも無く集中してできる子供だったら15分ほどで終わってしまう子供もいます。一方、教室にもよるかもしれませんが、2時間くらい帰れないでいる子供もたまにいます。基本は一回30分~1時間ほどが目安です。
公文は月謝が安いと感じる人の意見
一時預けやベビーシッターより安い?
これは恥ずかしながら私が感じた一番初めの感想です。息子が公文をはじめた当時は月謝は今より安く、月謝の地域差もなく一律6480円でした。
息子は当時まだ3歳だった為、自分で座ってプリントを解くという行為が苦手で一回行ったら1時間くらい帰ってこなかったのですが、当時の私の感想は、一時預けだってもっとお金をとられるのに、一回当たり800円ちょっとで子供を1時間もみてくれて勉強まで教えてくれるなんて、何て素晴らしいんだろう!…でした(笑)
頑張れば頑張るほどお得になる
公文は全く宿題をしなくても1日10枚くらいやっても月謝は同じです。また高校生で高校数学をやったら月謝は東京なら9900円ですが、同じ内容でも小学生なら7700円です。早い段階から頑張れば頑張るほど費用対効果が高いのが特徴です。
低年齢の子供を公文に入れる前にやっておくとよいこと
うちの子と同じように3歳から始める子や、幼稚園くらいからスタートする子は、自宅であらかじめある程度自己学習をしておくと、公文を高いレベルからスタートできます。幼児からスタートすると算数は数字の書き方や数え方からの学習になりますが、あらかじめ自宅で、本屋などで買った公文式のドリルを繰り返し解かせておくことで、100までの数字を理解して書くくらいはできるでしょう。
公文のレベルを一つ上げるには数か月から1年くらいかかるわけですが、幼児が飛び級する方が高校生が飛び級するより簡単なのと同じで、100まで書ける4歳児も100まで書ける5歳児もそこまで大きな差が無いにもかかわらず、学年的には一つ上のレベルに分類されるのです。つまり。この幼児期の段階から早めにダッシュをかけることで先取り学習がしやすくなるのです。
まとめ
公文は月謝に地域差や年齢差があり、教科を増やしていくと結構な出費になります。また宿題無しの子も宿題10枚の子も月謝は同じな為、やる気のある子供ほど費用対効果が高くなります。
公文を幼少期から始める人は、できれば1から100くらいまでの数を理解して書けるようにしておけば、入会時のテストを高いレベルでパスすることができるでしょう。早いスタート程、先取り学習に有利なので、公文の費用対効果を高めたい人は自宅学習である程度進めてから入会するのもお勧めです。