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アラフォーが目指す健康を損なわない美しい体重/筋肉/BMI/体脂肪

アラフォー女性が目指すべきベストな体系は?

今回私はアラフォー女性にとってベストなBMI値と体重・体脂肪・筋肉量を健康と美容の両側面から検証していきたいと思います。美容という観点においてポッチャリの方が美しいという価値観は当然あるとは思いますが、今回に限り、できるだけスレンダーな美しさを追究した話をしていきたいので理解したうえで興味のある方は読み進めてください。

BMIという言葉を皆さん聞いたことがあると思います。現在肥満度合いを表すときに最も多く使われる指標がBMIです。計算式はBMI=[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]であらわされ、このBMI値を基準に肥満であるか痩せているかを判断し、自分の体重がどのあたりにあるのかを見るのです。

まず初めに以下の表がBMI基準になります。

状態BMI
低体重(痩せ型)18.5未満
普通(標準)18.5〜25未満
肥満(1度)25〜30未満
肥満(2度)30〜35未満
肥満(3度)35〜40未満
肥満(4度)40以上

ここでいうBMIが22になるときの体重が標準体重で、最も病気になりにくい状態であるとされています。BMIが25を超えると脂質異常症や糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが2倍以上になり、30を超えると高度な肥満としてより積極的な減量治療を要するものとされています。健康的にもぽっちゃりはともかく肥満は論外ですから今回はスレンダーを目指すという意味でベストなBMIは22以下であると定義して考えていきたいと思います。

健康体重・美容体重・シンデレラ体重・モデル体重

現在数多くのデータから健康体重はBMI22であることがわかっています。しかし実際成人女性でBMI22はパッと見スラッとした憧れの体形とは異なります。

一般的にBMIを美的基準にとらえた場合、美容体重はBMI20、シンデレラ体重はBMI18、モデル体重はBMI17と言われています。しかしこれは当然美的感覚だけを考えて出された値であり、若い子はともかくとしてアラフォーになると健康面から痩せすぎは問題となってきます。

私も若い頃はBMI値がモデル体重からシンデレラ体重くらいでしたが健康面で問題はありませんでした。しかしおそらく40代の今そのBMIになると皺は目立つし病気もしやすくなるのではないかなと思います。

40歳以上でBMIが低すぎると健康を害する

以下は40歳以上のBMI値と癌・肺炎・脳卒中の死亡率との相関関係を表した図です。

ヤセは、がん・肺炎・脳卒中の死亡率を高める(週刊朝日 2018年2月9日号より)

※ ヤセは、がん・肺炎・脳卒中の死亡率を高める(週刊朝日 2018年2月9日号より)

健康で美的にベストなBMIは?

とりあえず女性だけ検証していきたいと思いますが、上の図からもわかる通りBMI18.4以下になると健康面で問題が多く出てくることがわかります。痩せすぎよりも小太りの方が健康面ではずっとマシなのです。以上の考察をまとめると健康で美的にスラッと美しいBMIは18.5~22と言うことが結論付けられます。

BMIが同じでも見かけが違う原因は筋肉量

こうやって結論付けると中には、私はBMI22で健康体だけど美的にスラッと美しいとは言えないわ…という方がいらっしゃるかもしれません。それではそういう方はどこに問題があるのでしょう?体組織を構成する主なものは骨・筋肉・血液・脂肪etcとありますが、骨と血液etcはコントロールして調整ができないので今回は省きます。そうすると残るのは脂肪と筋肉になります。

同じ身長で同じBMIでも見た目が違う人達がたまにいますがその人達の違いは主に脂肪量と筋肉量の差になります。通常筋肉と脂肪の重さの比は1.2:1となり筋肉の方が重く、よって同じ重さのものを体積比であらわすと筋肉:脂肪の比は83.3:100となり筋肉の方が見た目かなり少なくなるのです。つまり健康上BMI値を下げ過ぎるわけにはいかない我々アラフォー女性が見た目スラッと美しくなるには筋肉をつけて体重ではなく見た目の体積を減らさなければならないのです。

男性は女性より内臓脂肪がつきやすい

一般的に健康的に好ましい体脂肪率は、男性は10%~19%、女性は20~29%程度と言われています。体脂肪は大きく分けると2種類あり、皮下脂肪と内臓脂肪に分けられます。皮膚のすぐ下にあり、身体全体を覆っているのが皮下脂肪で、これに対し、主として下腹部の内部にあり、腸などの周辺についているのが内臓脂肪です。外見から、皮下脂肪の多い肥満を洋ナシ型肥満といい、内臓脂肪が多い肥満をリンゴ型肥満ともいいます。女性は皮下脂肪型が多く、男性は内臓脂肪型が多いとされています。

内臓脂肪は害悪が多いが、ダイエットで痩せやすい

健康との関係では、内臓脂肪型肥満のほうが、皮下脂肪型肥満よりも生活習慣病との関連が大きいので要注意です。内臓脂肪の過剰な人は生活習慣病にかかりやすいので脂肪を減らさなければなりません。ときどき勘違いされている方がいらっしゃいますが、じつは、内臓脂肪のほうが皮下脂肪よりもはるかに減らしやすく、ダイエットをすると先に減るのは内臓脂肪であることが殆どなのです。ですから健康上問題のある内蔵脂肪型肥満の人は効果は出やすいので今すぐにでもダイエットをすべきです。

まとめ

話が健康と肥満の方へそれましたが、今までの話をまとめるとアラフォー女性が健康を損なわず美的にスラッとした体系を維持するにはBMIは18.5~22の間に維持し、筋肉量を増やすことで体脂肪率を限りなく20%に近づけることが理想になります。因みに体脂肪率は20%以下にするとまた女性ホルモンのバランスなどに支障が出るので減らし過ぎもよくありません。

筋肉は肌のたるみを助長する脂肪と違って、肌を引き締めてくれる効果もありますから健康のためにも美容のためにも意識して筋肉をつけていくのが理想となります。

ABOUT ME
Moya
アラフォー理系ママです。化粧品、美容医療、ダイエット、サプリメント、食、ファッション、旅、教育、その他お得情報etcを体験談やデータに基づき比較検証しながら日記形式で気楽につづっています。橋本病(甲状腺機能低下症)を持病に持ちながら、前向きに健康と美を追究しています。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています
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