Moyadiary
リケジョママのゆるりとアンチエイジング。
アメリカ生活・世界旅行記

女一人旅フランスパリでのバックパッカーの記憶②2人のフランス人男性

しつこくて最悪な一人目のフランス男の話

前回バックパッカーズホステルで出会った女の子の話や一人でシャンゼリゼを歩いていた時に変なパリジャンに声をかけられた話をしました。

女一人旅フランスパリでのバックパッカーの記憶①ホステルでの出会いロンドンからパリへ 以前イギリスロンドンからバックパッカーをスタートした小旅行の話を書きました。ロンドンで友人から紹介されたオ...

そのパリジャンの男性は結局何者かはわからなかったのですが、日本人の常識では考えられないレベルにしつこくて驚いたのを覚えています。男は自分はカメラマンだと言い、私の写真を撮りたいから話を聞いてくれと言います。もっと幾らでも被写体のいそうなパリでそれはないだろう…この男の雰囲気からしてきっと日本でいう水商売のキャッチみたいなものだろうな…と思い、断って歩を進めました。しかし男はあきらめません。私は長身でかなり歩きが速いのですがその私が早歩きをしてもお構いなしについてきます。君は旅行者か?それともパリに住んでいるの?セーヌ川のほとりにいいレストランがあるからそこで話をしよう。幾ら丁寧に英語で断っても聞いてくれないので私は一言も返事を返さないことにしました。それでも男はついてきます。

あまりに無視されるのでしびれを切らしたのか男は私の腕を無理やり強引に掴みました。少し暴力的な強さでした。「痛い!やめてよっ嫌だって言ってるでしょう!?」シャンゼリゼのど真ん中で私は思わず日本語で叫びました。周りのフランス人や旅行者がざわざわとこちらを見ています。男はようやく諦めて掴んでいた手を払いのけ何やらフランス語で捨て台詞を履くと逃げるようにその場を去っていきました。

私は素直に怖いなと思いました。男に無理やり掴まれた右手が痛くてジンジンとします。こんな昼間にシャンゼリゼのど真ん中でこんな目に合うならフィンランドの女の子に誘われた夜のクラブなんてとんでもないなと思いました。

気を取り直して街を散策すると

ふと時計を見ると昼を食べないまま4時を過ぎていました。おなかがすいたのでカフェに入りケーキとカフェラテをたのんでぼんやり通りを眺めていると確かにフィンランドの女の子の言っていた通り、パリジャンやパリジェンヌが比較的少ないように見えました。皆仕事をしている時間なのかな?それとも彼女の言うようにフランス人はヴァカンスに行ってしまったのかしら?そんなことを思いながら地球の歩き方を開いて今から行ける場所を探します。美術館は今から入っても十分に見れる時間はないでしょう。土地勘が無いからか、これ以上何処に行ったらよいのかわからなくて困ってしまい、とりあえず一人で街をぶらぶら歩くことにしました。

シャンゼリゼはもう怖いので別の道を通ろうと地図を広げました。特に目的が無いのでどこに行ってよいのかわかりません。そこでとりあえずホテルの方向に向かって歩いてみることにしました。

2人めに声をかけられた草食系フランス人男性

しばらくして大きな交差点を信号待ちしていた時のことです。向こうからやってくるフランス人の青年が携帯で誰かとしゃべりながらすれ違いざまにクルリと振り返り、少し戸惑ったそぶりを見せながら私の進む方向に戻ってきました。私は信号を渡り終えると近くにあった階段に腰かけ、再び地球の歩き方を広げました。少し道に迷っていたのです。

その階段には何人かの若者が腰を掛けていました。待ち合わせをしている者、ただ休憩している者様々です。先ほど戻ってきた青年は携帯で何かしら楽しそうにしゃべっています。私がボーっとそれを眺めていると彼とバチっと目があいました。じろじろと人を見てはいけないと思い、すぐに目をそらすと私は地球の歩き方をしまって、青になった信号を足早に渡ろうとしました。するとその青年は携帯電話をカバンに放り込んで急いで私を追いかけてきました。

横断歩道の真ん中で彼は私に向かって日本語で「スミマセンハナシヲシテクダサイ」と声をかけてきました。私は驚いて振り返って彼を見ました。25,6歳に見えるその青年は自分で声をかけておきながら驚くほどオロオロしています。「え?何の話ですか?先ほど目が合ったのは他意は無いですよ。」私が日本語でそう答えると、彼はそこまでの日本語力が無いのか日本語で話しかけて日本語で帰ってきたことに混乱しています。英語の方がいいなら英語で話すけど?何の用ですか?私が再び尋ねると、彼は安心したように英語で答えました。

日本語を勉強してるらしい

「今僕は趣味で日本語を勉強していて今日もさっきまでスクールにいたんだけどいくら勉強してもスクールの先生以外の日本人と話す機会が無いんです。」彼は申し訳なさそうにそういうと、私の地球の歩き方を指さして、「日本語の本を読んでいたからきっと日本人だろうと思って…誰かと待ち合わせをしてるのかなと思って遠慮していたんだけど、違うのかなと思って頑張って声をかけたんです。」彼は声を絞り出しながらそう答えました。先ほどの大声のマシンガントークのシャンゼリゼの男とは正反対にこの青年の声は小さくたどたどしいものでした。同じフランス人男性でもいろんなタイプの人がいるのだなと勝手に感心してしまいました。

オリビエという名のその青年は銀行マンで日本に興味があり、少しでも日本の近くに行きたくてソウルに海外赴任したことはあるけれど、東京の枠がまわってこずパリに帰国となってしまい、日本語を勉強したら東京に海外赴任できるのではないかと思って自主的に日本語を勉強しているとのことでした。

私は今日パリに着いたばかりだということ、自分はショッピングなどよりも美術館巡りなどをしたいのだけど時間が微妙で見る場所が無くて困っていること、今日は疲れているので早めにホテルに帰るつもりであることなどを伝えました。

「じゃあ僕が君の興味がありそうな場所に案内してもいい?」オリビエは私の顔を覗き込みながら言いました。「貴方は初対面だし紳士的に見えるけど、男性だし私も多少は警戒している。公共の場で室外の徒歩で行ける範囲の安全な場所なら構わないわ。」私がそう答えると彼は嬉しそうに胸をなでおろしていました。

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アラフォー理系ママです。化粧品、美容医療、ダイエット、サプリメント、食、ファッション、旅、教育、その他お得情報etcを体験談やデータに基づき比較検証しながら日記形式で気楽につづっています。橋本病(甲状腺機能低下症)を持病に持ちながら、前向きに健康と美を追究しています。
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